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NC自動旋盤累計2万台出荷&新ショールーム開設!
シチズンマシナリーアジア記念式典開催

23/06/2022
サムライアジア編集部

タイでNC自動旋盤を生産するシチズンマシナリーアジアが、累計2万台出荷(2022年5月末時点)を達成した。また、ユーザーへのさらなる価値提供を目指し、新ショールームも開設。2022年5月31日、シチズンマシナリーアジア(アユタヤ県)にて、記念式典が開催された。
本稿では、式典レポートならびに、同社の輿石氏に、今後の展望について取材した。



市場拡大と機種拡充で、
タイから世界へNC自動旋盤累計2万台出荷到達!

シチズンマシナリーアジアは、グループのタイ拠点として2001年に設立された。
海外主要生産工場として、当初は同社主力のシンコムブランドの中でも低・中価格帯製品を中心に生産してきたが、自動車産業が盛んになり自動旋盤のマーケットが世界的に広がった時期には、より機能が充実したシリーズの生産を増やしていった。

さらには、タイからASEANだけでなく、全世界的に機械を供給していく体制(日本からの機能移管)となり、機種・生産台数ともに伸びていき、2001年以来約20年で2万台の自動旋盤出荷に到達した。

現在は、タイからヨーロッパ、ASEAN、アメリカ、インド、日本…と世界各地へ製品を出荷している。EV(電気自動車)の部品生産がASEANでも始まったことや、ベトナムにおける半導体関連分野が伸びたことによる、空圧・油圧機器生産の増加などを背景に、ASEANでも好調が続いているという。


自動化例やマシンの機能活用を実演
付加価値で「魅せる」新ショールーム

「自動旋盤需要の拡大に加え、ASEANのお客様のご要望も多種に渡ってきている」という輿石氏。従来のショールームでは、テストカットや販売店のトレーニング、NCスクールの提供などを行ってきたが、それに加えて新しいショールームでは、自動化ソリューションの実演を増やしていくという。

「お客様のご要望として増えている“自動化”を実演する形で提案していきたい。例えば機械に自動計測器を付けて、ある程度無人で機械が動くようにするなど、ソリューションを実際に見て価値を体感いただけるような『魅せる』ショールームにする予定です」(輿石氏)


シチズンタイ ショールーム

▲新ショールームの様子

■『Cincom L12』にメトロールの自動計測装置を取り付けた実演

シチズンタイ 旋盤 自動計測装置メトロール


■ワークの搬出ロボットによる搬出・回収作業の自動化実演

シチズンタイ 旋盤 ワーク搬出ロボット

新工場増床で生産体制強化(月産350台)目指す

ここ最近は、中国のロックダウンが影響し、電気・電子部品がタイにうまく届かない状況が続いている。そのため同社も思うように自動盤の生産ができず、納期が延びてしまっているという。 需要は拡大傾向であるのに対し、供給が追い付かない状況を踏まえて、工場の拡張増床を決断。2022年2月から工事を開始し、11月末の完成予定で進めている。
「製造ラインを増やして、現状の月産250台から350台になる予定です。生産能力を強化して納期を短縮し、お客様の需要にタイムリーにお応えしたいと思っています」(輿石氏)

トータルソリューションの提供と生産能力向上(納期短縮)の2本柱で、シチズンマシナリーは今後もASEANから世界へ価値を提供していく。



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佐藤 Sato
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