新型コロナウイルス感染症の感染拡大による規制で、思うような工場稼働ができなくなる企業もあるかと思います。そんなタイの製造現場では、こんなことがなかったですか?
「人の往来が減った工場内で今、鳩や小鳥が多くなった、せっかく対策したのに…」というケース。昨年(2020年)以降、このようなご相談を多くいただいております。
人の出入りが少なくなったコロナ禍の工場は、鳩や小鳥にとって格好の棲家。今だ! とばかりに飛来して、工場内を占拠してしまうというわけです。
鳥対策の一番の理由は、「工場に鳩が入って、製品に糞(フン)を落とすので困っている」という事案です。糞が製品に落ちるとクレームやロスの要因となってしまうので、これは1番の問題です。
今起きている鳥害は、自社で対策できるものなのか? あるいはプロに任せるべきなのか?
それは工場内に巣を作られたかどうかで判断することができます。
それぞれのケースで見ていきましょう。
1. 巣(卵)を作られていない場合
巣は作られておらず、最近ちらほら飛んでくるな…程度の初期段階であれば、以下のような自社対策が可能です。
・こまめな掃除
・レーザーポインターによる嫌がらせ
・シートシャッターや簾による侵入防止策
・CD等、キラキラするものを軒下にぶら下げる
・鳥がいたらパンパンと手で大きな音を出す
特に清掃は、健康面からも重要です。
乾燥して粉末化した糞を人が吸い込むと、クリプトコッカス症を発症する等、身体に悪影響を及ぼします。
2. 巣(卵)を作られてしまった場合
一旦巣を作ると、鳥は帰巣本能に火がつき、途端に逃げなくなります。こうなると簡単には引き下がらなくなり、巣の場所によっては、ネットの設置等、物理的な対策が必要となります。
防除は非常に困難となるため、自社で対策できるのは営巣前までと覚えてください。
営巣後は、専門家に相談して以下のような対策が必要です。
・清掃と消毒をセットで行なう
・鳥害対策ジェル(忌避剤)を設置
・防鳥ネットを設置
・鳩よけのワイヤーを設置
鳩はたむろしているように見えて、実は個人主義。カラスのような横の繋がりがないため、しつこく戻ってきます。そのため対策が1回で終わらず、2~3ヵ月かかることも。鳥害対策のプロであるサニプロが、状況に応じて万全にフォローいたします。安心してお任せください!
ちなみに一番有効なのは、新築まもない段階で予防的な対策を施しておくこと。コスト面でも、営巣後と比べて半分以下に抑えることができるのでお勧めです。
これは“あるある”なのですが、実はスタッフが餌付けして繁殖させていた! というケースもありました。そんなことがないよう、一致団結で鳥害対策に臨みましょう。
まとめ
① まめに掃除する
② 営巣後はプロの手を借りる
③ 対策は早ければ早いほど効果的
④ 餌付けしているスタッフがいないか要チェック!
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