三次元座標測定機をはじめとした精密計測機器で、タイの精密計測のニーズに応える東京精密・アクレーテク(タイランド)。今回、アマタシティ工業団地のショールームにて、同社の日本人とタイ人の営業マン2人に話を伺った。
◇ 御社の代表的な製品について教えて頂けますか?
武田:様々な精密測定機器を扱っていますが、特に注目頂きたい製品を3つご紹介します。
精度保証温度15~30℃で抜群の耐環境性能を誇る、高精度CNC三次元座標測定機。
測定箇所に対して熱(温度変化)を伝えない工夫、また頑丈なブリッジで振動を伝えない工夫が施された構造。3D CADの読込機能が標準装備され、PCからプログラム作成可能。
タイ語を標準搭載!使い易さを追求した測定機。7インチのワイドタッチパネルと直感的で操作しやすいインターフェースを搭載。
タイ語を標準搭載!軽量・小型ながら高分解能と広測定範囲を両立する、2019年発売の新製品。
タナポン:タイ語で操作可能な点は大きなポイント。現場の測定担当者にとって使い易く、親近感を持ってもらえます。
◇ ショールームについても教えて頂けますか?
武田:多くの企業の工場が集まるアマタシティ工業団地にショールームがあるため、購入を検討されているお客様はもちろん、購入後の使用上の疑問点なども、ショールームで実際に製品を操作して解決できます。気軽に立ち寄って頂ける場所として活用して頂きたいです。
タナポン:ショールーム開設から約1年。まだまだ当社のショールームがあることを知らない方も多いと思います。バンコクオフィスとアマタシティの2拠点体制で、お客様に近い場所から密にサポートできるよう、今後も頑張ります。
◇ 営業目線で考えたとき、東京精密・アクレーテク(タイランド)の強みは何でしょう?
タナポン:当社の3次元測定機の強みは、高い水準を常に求められる日本品質、かつ常に最先端を行くドイツのテクノロジー、そしてタイの風土に合ったサービスを持ち合わせていることです。カールツァイス社(ドイツ)との25年に渡る業務提携の中で、互いの成長に繋がるような技術・市場に関する情報交換を行っています。
武田:当社でサービスを担当するスタッフは日本人・タイ人合わせて10人以上。きめ細やかなサービスを提供できることも強みです。
またソフト面でも、測定シーンにおけるIoT促進のご提案が可能です。タイではまだ測定結果を手書きする現場が多いですが、当社の検査成績表作成プログラム「TESCHART Plus」を活用すれば、複数の測定機からのデータを即座にエクセルに取り込み、集約できます。効率化や省力化、そしてミスを減らす意味でもIoT化はタイで必ず必要とされてくると思います。
まずは簡単なところからIoT化を進められるよう、お客様にご提案・サポートしていきます。
◇ 東京精密・ACCRETECHの製品にご興味をお持ちの際は、お問合せフォームまたは電話・メールにてお気軽にお問合せください。