二次バリがなく、公差穴のバリ取りに適した電解バリ取り技術とは?


電解バリ取りとは、交差穴の“工具では除去が難しい微細バリを短時間で取り除く”技術です。電解液に電気を流し、約20秒で加工が進む方式で、鉄・ステンレス・アルミに対応します。取り残しなく確実にバリを除去できる点に強みを持ち、小型部品から大型部品まで幅広いワークに適用可能です。
さらに、材質や要件に合わせて治具と設備仕様を最適化するカスタマイズ性を備え、量産現場での再現性を高める加工方法として注目度が高まっています。
今回、この電解方式を搭載したアクリテックの電解バリ取り装置がアジアメンテナンス(AMA)に導入され、サンプルテストからアフターメンテナンスまでタイ国内で一貫対応できる体制が整いました。
タイ製造業にとって、工程改善や省人化に向けた新たな選択肢が生まれる局面となっています。
電解加工・放電加工の独自技術とノウハウを有する「アクリテック」
アクリテックは、電解加工・放電加工を長年手がけてきた日本のメーカーです。複雑形状部品向けの電解除去技術で評価を得ており、安定した再現性と高い加工精度に定評のある企業として知られています。
同社の電解バリ取り装置は、電解液・電源制御・治具設計を一体で最適化し、量産ラインへの適応性を高めている点が強みです。難加工部品のバリ取りにおける実績も豊富で、自動車部品・重機・船舶エンジン・半導体といった精度要求の高い分野で導入実績を持ち、難加工部品への対応力を強みに事業を展開しています。






