
優れた剛性性能の立形30番マシニングセンタ「WE30Ve」をタイで生産する工作機械メーカー「エンシュウ」。
タイ進出21年目を迎え、顧客からの評判も上々だ。現地生産をしているからこそできるカスタマイズや稼働後のケア、そして臨機応変なアフターサービスを可能とする豊富な部品在庫がその理由だ。
この4月、新たな日本人社員が相次いで着任。新しいタイ・エンシュウの歴史を創ろうと決意を新たにしている。

右:BANGKOK ENSHU MACHINERY CO.,LTD. 望月稔文Senior Purchase Manager
左:ENSHU (Thailand) Limited 原田寛之Senior Technical Manager

多様な経験をもとに、購買面からタイ・エンシュウの生産・サービスを支える
今年2月半ばにBANGKOK ENSHU MACHINERY CO.,LTD.のSenior Purchase Managerとしてタイに赴任した望月稔文氏。1998年入社の技術畑で、赴任直前までシーケンス回路の設計等を担当していた。タイでは購買業務全般を担当。
望月氏は入社後、制御設計の専門技師として操作盤や制御盤などの設計業務に関わった。
転機となったのは2000年。
会社の「多能工化」(マルチスキル化)の方針により、他部門での経験も積むことに。据付工事から調整まで工作機械の基本を学んだ。
その後出張に出かけた先は、アメリカ、中国、韓国など様々。
標準機のカスタマイズや顧客仕様の専用機のセットアップなど電気関係全般が主な業務だった。
市場を取り囲む空気感や安全に対する意識の違い、時間に対する意識など、日本との〝違い〟を体感。貴重な経験を積んだ。
7年間にわたる海外出張ベースのシステムアップ業務の後は、日本国内の大手自動車メーカーに出向。生産技術の業務経験も重ねた。 そうした中で昨年後半、「タイに赴任してくれ」と上司からの内示。これまでの豊富な経験が買われたことは想像に難くない。

