エンシュウ株式会社は、マシニングセンタを中心に工作機械の製造で長年の実績を誇り、来たる2020年に創業100周年を迎える。
そのタイ法人・エンシュウ（タイランド）は、今年2019年でタイ進出22年目。エンシュウグループの蓄積された知見を活かした技術やサービスで、タイ国内および周辺アジア各国へ向けた生産・販売・サービスを展開している。

今回、同社のマネージャーお二人へ、エンシュウ（タイランド）そして11月の製造業展示会METALEX出展についてお話を伺った。

左：Mr.ケン・シッティチャイ・クープラシッティクン／アシスタントセールスマネージャー　　
右：Mr.ウィチアン・プンマナス／サービスマネージャー　　

「エンシュウ製品の性能を最大限活かしてもらう」ため、細やかなサービスを提供

Mr.シッティチャイ：私の役割は、お客様に私たちの製品を正しく知っていただくことです。それにより、ご要望に適した機械を選び、当社製品の性能を最大限に活かしていただくことができます。お客様の多くは、自動車部品の生産関連企業です。

Mr.ウィチアン：私は、販売後の機械の修理・メンテンナンスを担当しています。性能を最大限に活かし、安全にご使用いただくために、販売後の機械の使用方法やアプリケーション面で、お客様へのアドバイスをしています。また、機械のスペアパーツの保管に関するアドバイスやケアなども行います。
異常が発生してお客様から連絡をいただく場合には、即時にケアを行うチームが揃っております。

エンシュウの強みは「タイに工場を有し、現地に根ざして事業展開する日本の工作機械メーカーであること」

Mr.シッティチャイ：私たちの強みは、タイ国内で事業を展開する日本の工作機械メーカーであり、タイに機械を製造する工場があることです。また、当社製品を使用するお客様をしっかりとサポートできるサービスチームを有しています。さらに、機械部品を常時在庫しており、お客様が至急部品をお求めの場合でも、直ちに提供することが可能です。

24時間体制のサービスチームを有するエンシュウ（タイランド）。ASEAN各国でのサポートも

Mr.ウィチアン：当社には、24時間体制のサービスチームがいます。緊急事態が発生した際のために、代替部品を在庫しています。また、サービス基盤はタイに置きながらも、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドのエンシュウ製品をサポートしています。

エンシュウ（タイランド）METALEX2019出展情報

■ブース情報　Hall:101　Booth:BG21

Mr.シッティチャイ：11月の「METALEX2019」では、「WE30VeモデルBT30シリーズ」の追加オプションを紹介します。
近年、タイ市場にオートメーションシステム（自動化システム）の機械が参入してきています。私たちは、お客様のご要望にお応えして、自動化作業をサポートするためのオートローディングマシンを考案しました。この機械を活用することで、オートメーションマシンから製品を出し入れする際の労働力が削減できます。

展示期間中、私たちのブースでは、この追加オプション付きのWE30Veシリーズによるデモを行ないます。
ロボットローディングと比較するとこちらの方がお安く、かつロボットローディングと近い性能です。自動化にご興味または課題があるお客様は、会場にてエンシュウのブースへ是非お立ち寄り下さい。

立形マシニングセンタWE30Ve

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