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受託試験サービスを強化し、タイの最先端技術発展をサポート/エスペック(タイ)

27/07/2020
サムライアジア編集部

新たな工業製品が誕生する時、耐久性や安全性を確かめ、品質を保証するために欠かせない「環境試験」。この分野で日本国内首位、世界でもシェア3割を占めるガリバー企業がある。大阪市に本拠を構える「エスペック株式会社」だ。


温度、湿度、加速度、気圧、乾燥などあらゆる過酷な環境を再現し、開発した試験機器のラインナップは他の追随を許さない。それを実現する同社のコアコンピタンスが「環境創造技術」だ。タイ進出から満5年が経過した今年は、ラボ(試験室)を拡張して受託試験サービスを強化するほか、ワークショップを新設して修理・メンテナンスのスピード化も図る。




受託試験サービスを拡充し、日本と同等の体制へ

4月からの運用を目指して進められてきた、タイ法人のラボ(試験室)拡張工事と試験装置の増設計画。新型コロナウイルスの影響が懸念されたものの、予定どおりのキックオフを迎えた。

▲エスペックの技術者が受託で環境試験を行なう


従来の装置に加えて新たに設置されたのは 大型製品の試験に対応した 「恒温(恒湿)室 ビルドインチャンバー」 高温と低温の液媒体に供試品を交互に湿潤させ、冷熱衝撃試験を行なう 液槽冷熱衝撃試験装置」 電子部品に搭載された部材や基板などの信頼性を評価するための 高度加速度寿命試験装置 HASTチャンバー」 EVバッテリーなどの空輸を想定した「真空オーブン VAC」 の主要4機種だ。これにより「ほぼ日本の本社並みの受託試験体制が整った」と松村MDは解説する。

左から 恒温(恒湿)室 ビルドインチャンバー/液槽冷熱衝撃試験装置/ 高度加速度寿命試験装置 HASTチャンバー


中でも、カーシートや自動車のインパネといった大型の自動車装備品などにも対応できる「恒温(恒湿)室 ビルドインチャンバー」 は顧客からのニーズが高く、満を持しての導入となった。こうした新たな設備導入により、タイ法人が対応できる受託試験の項目は3年前のサービス開始当初に比べて約2倍となった。

一方、チョンブリ県にある本社兼工場内には、「ワークショップ」を新設。部品在庫も拡充させ、既販売機器のメンテナンス強化にも当たっている。顧客の元にある製品を引き取り、スピード修理。その間にも、受託サービスで顧客の業務を止めない体制を整える。

環境試験の総合ソリューションをアップデートし続け、エスペックは劇的に移り変わるタイのモノづくりを支えている。

世界でエスペックが展開する 環境試験の総合ソリューション

同社が受託試験サービスの拡充に踏み切った背景には、日系企業を中心にタイにおける製造業の立ち位置に変化が生じてきた事情があるという。かつて組立工場に過ぎなかった現地法人は、設計・試作機能やR&D部門のタイ移転が相次ぐようになり、タイを中心としてASEAN地域で求められる環境試験の内容、精度、位置づけが大きく変化した。

とはいえ、高性能な各種試験装置は各社が直ちに購入できるほど安価ではないのも事実。その間のリリーフ役として、あるいは修理やメンテナンス中の実質的な代替機として、受託による環境試験のニーズもますます高まると読んだ。

ワークショップでは適正在庫の実現のほか、エンジニアのさらなる技術力向上に注力しており、既に多くのタイ人技術者が実務に当たっている。 「タイ市場のプレゼンスは間違いなく上昇している。その時代、その土地で求められる環境試験体制を備えていくことが、業界をリードする我々の役目だ」。物腰の柔らかな松村MDが言葉に力を込めた瞬間だった。

インタビュー協力
ESPEC ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.
松村 好庸 Managing Director


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