電気めっき加工NGの理由も解説!

モノづくりにおいて、重要な役割を果たす高強度ボルト。
その種類やメリット・デメリット、そして選定時に特に注意すべき点をご紹介します。

高強度ボルトとは?
高強度ボルトとは、その名の通り、一般的なボルトよりも高い強度を持つボルトの総称です。市販されているボルトの強度区分は「4.8」から「12.9」まであり、数字が大きいほど強度が高くなります。たとえば「4.8」は引張強さ400 N/mm²、「12.9」は1,200 N/mm²を示します。
高強度ボルトのメリット
• 締結力の向上と緩み防止
高い締め付け力とねじ精度により、緩みを防ぎます。
• 設計のコンパクト化・軽量化
強度が高いため、同等の締結力を得るために必要なボルトサイズを小さくでき、製品全体のコンパクト化や軽量化に貢献します。
• 高い信頼性と安全性
大きな荷重や衝撃に耐え、接続部の気密性や剛性を向上させます。
12.9六角ボルトと14.9六角穴付きボルト
高強度ボルトの中でも、「12.9」と「14.9」は特に高い強度を持ちます。
• 強度区分12.9ボルト
非常に高い強度を持ち、航空機・自動車競技・工業機械・建築・高速鉄道・エンジニアリングプロジェクト・軍事用途など、安全性が不可欠な分野で使用されます。材質はSCM材(クロムモリブデン鋼)が一般的で、六角穴付き形状が多く、一部サイズでは12.9の六角ボルトもあります。

