タイハイベックスは東南アジアを拠点に産業用ロボット・電子・電機装置分野で技術とソリューションを届け続けています。昨今、製造現場の人手不足・多品種対応の課題を背景に、卓上ロボットの導入需要が高まっています。
今回の記事では、ミシンづくりで培った高度な精密技術を背景に、産業用ロボット分野でも高い評価を誇るJANOMEの新製品をご紹介します。従来モデルから安全性を更に高め、厳しいヨーロッパの安全基準にも対応可能になりました。

速度と精度を両立し、操作性・汎用性に優れたJANOMEの卓上ロボット

JANOMEの卓上ロボット「JR4000シリーズ」は、作業効率と高精度を両立したフラッグシップモデルです。最高速度1000mm／sec、加速度3400mm／sec²というハイパフォーマンスを誇り、従来機比約10％タクト短縮を実現しました。

3Dデータに基づくスプライン曲線駆動により、複雑形状のワークにも滑らかな駆動で動作します。

また、JANOME独自のソフトウェア「JR C-PointsⅢ」により、ティーチング作業が直感的で分かりやすく、ティーチングペンダントでは対話式のインターフェースにより作業者の習熟負担も軽減されます。

高剛性構造による安定した繰り返し精度と、フィールドバス通信などの拡張性も備え、現場の生産性向上に貢献します。また、用途は多岐にわたり、製造現場の自動化を強力に支えます。

【JR4000シリーズ　幅広いアプリケーション】
• ねじ締め
• 塗布
• はんだ付け
• 基板分割
• ピック＆プレース　など

実際に購入後、用途を変更して使い続けていただくケースも多々あります。

現場目線の導入支援とアフターサポートを提供

タイハイベックスでは、全エンジニアがJANOMEの卓上ロボットの設定・インストールなどに対応でき、販売前から導入後まで一貫したサポート体制を整えています。購入前にはデモ機による動作確認や、塗布材・ワーク形状に応じた事前検証を実施。用途や作業条件に最適な構成を提案し、現場の自動化立ち上げをスムーズに進めます。
導入後も、動作プログラムの調整やアプリケーション変更への対応など、長期的な運用支援を継続。ユーザーの課題解決をともに考え、タイ国内における装置導入後の安定稼働をサポートしています。

▲マニュファクチャリングEXPO2025のタイハイベックスブースにて実機を展示

JANOMEとの連携で実現する最適なソリューション

タイハイベックスは、長年にわたりJANOME製ロボットの販売・技術支援を手がけてきました。
メーカーとの密接な連携体制を通じて、ソフトウェア調整やカスタマイズ提案など、ユーザー仕様に応じた柔軟な対応が可能です。カメラシステム「AS200」「USBカメラ」との組み合わせによる位置補正、バーコードリーダーやRFIDとの統合提案なども、両社の技術連携があってこそ実現しています。

タイハイベックスは今後もJANOMEとともに、製造現場の生産効率化と自動化の推進に貢献していきます。

JANOME Corporation
Rachmat Santoso Suradin
Industrial Equipment Division
Industrial Equipment Sales Department
Sales Group II / Manager

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