インダストリアの沈殿物検出スイッチ『D switch』は、排水処理システムの任意の場所に設置することで、ドレンカップに溜まったスラッジを検知するセンサーです。D switchは、後付けで様々な径のドレンカップ等に取り付けることが可能。さらにドレンカップの上下に自動バルブを取り付けたり、自動ドレン排出キットを組み合わせたりすることで、排水処理システムにおけるスラッジ排出の完全自動化が手軽に実現できます。
D switchの導入で実現できる3つのこと
①見える化 … 機械へ信号を送り、ブザーやアラームでスラッジが溜まった事を知らせる
②無人化 … スラッジの ろ過〜脱液〜排出までのサイクルに人手が不要
③自動化 … スラッジや排液の量・排出までを自由にコントロールして完全自動化
D switchの一番シンプルな使い方は、『監視ランプ付BOX』を取り付けることによる見える化です。
スラッジがドレンカップに溜まっていき、D switchのセンサー部分を超えると監視ランプが点灯します。この時、自動的に機械へ信号を送ることができます。専用のドレンカップや自動バルブ、排出装置がセットになっている『自動排出KIT』を使用すれば、監視ランプ付BOXからの信号により自動でバルブを開閉させ、規定の量まで溜まったスラッジを機外へ排出してくれます。
D switchと組み合わせて使用可能な専用KIT(キット)
A. 垂れ流しサイクロンに取り付け
B.ドレンカップ付サイクロンに取り付け
C. サイクロンフィルターの完全自動化
フィルスターの下部に専用ドレンカップとD switchを取り付けます。さらに『WドレンKIT』と『自動排出KIT』を組み合わせる事で、スラッジの完全自動排出が実現できます。
D switchは、当社のエレメントレス フィルター『フィルスター(FILSTAR)』を使わなくてもスラッジの回収〜排出に問題なくお使いいただけます。また、スラッジ排出時に自動で脱液・乾燥・圧縮をしっかり行なうフィルスター内蔵型 スラッジ脱液・排出装置『isBOX(イズボックス)』という製品もございます。isBOXは自動でスラッジを手のひらサイズまで圧縮できるので、トラックに産廃を積み込む際の省スペース化・省コスト化が可能です。タイは人件費が安いと言われていますが、将来を見据えたコストカット、またCO2排出量削減など環境問題に役立つでしょう。
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