—ジュンさんはエンジニアをされているということですが、いつ頃からエンジニアを目指すようになったのですか? また、インダストリア(タイランド)での仕事の内容を教えてください。
エンジニアの仕事を選んだのは、ホテルなどのサービス業界で働きたいと思えなかったから、というのがあります。私は挑戦的な仕事や冒険的な仕事が好きなので工学の道を学び、エンジニアとして働くことにしました。
2017年にカセサート大学 チャルムパキアット サコンナコンキャンパスを卒業してすぐ、インダストリア(タイランド)に就職しました。
工学部を卒業したので、同じ分野で働き、身につけた知識やスキルを十分に発揮できるようにしたいと思っています。しかも、機械工業だけでなく製造業でも新しい技術を学ぶ機会が多いので、エンジニアとして働くことは、とても楽しいです。
2019年に入社してからは、エンジニアとして主にインダストリアの製品を購入するお客様へのサービスを行なっています。FILSTARを設置する前の現場での確認作業や、FILSTARに関心のあるお客様への製品テストなどを手がけています。
—製造工場では、クーラント液を色々なフィルターでろ過して再利用していますが、FILSTARは、どんな点が他のフィルターより優れていますか?
そうですね、これまでのニュースでも繰り返し語られていますけど、FILSTARはエレメントレスなフィルターなので、消耗品としてのフィルターがいらないです。
冷却水を使うCNC加工機などでは、ワークの加工時に切粉や沈殿物が発生して、冷却水の中に混じってしまいます。これらのスラッジの中にはとても小さなものがあり、一般的なフィルターの網目を通り抜けてしまいます。
ご存知のように、スラッジが混じった冷却水をワークに噴射すると、ワークが傷ついてしまいます。そして、スラッジによってパイプが詰まってしまい、機械を分解・修理しなければなりません。
FILSTARは、特許取得済みのインダストリア独自の方式でスラッジを分離・沈殿させる流路構造体ですので、遠心分離の力で主に10μ以上の細かいゴミを取り除くことができます。
固形の沈殿物を取り除くことができないと、冷却水の量が少なくなって頻繁に補充する必要があります。FILSTARは、この沈殿物を全て取り除くことができるため、冷却水の量は変わりません。冷却水を頻繁に交換したり、補充したりせずに済みます。
また、ろ過された冷却水の長期使用が可能になるので、色々な部分でコストカットができると思います。
FILSTARの初期投資は必要ですが、ランニングのコストカットでセーブできる金額は、初期投資額を上回ります。
—FILSTAR使用上の注意点があるとお聞きしました。それはどういった事でしょうか。
お客様のケア業務でお聞きした事で、いくつかFILSTAR使用時の注意点をお伝えします。
連休期間や製造ライン停止の前にFILSTAR内をきれいにしておかないと、乾燥したゴミが内にくっついてしまいます。再稼働時にFILSTARの性能が発揮できないので、いつも清掃を心がけていただきたいです。
こうしたトラブルの解決は、追加費用なしにサポートしています。
小型のFILSTARの場合は、使用開始前にドレインカップに溜まったゴミを除去して、掃除することをお勧めします。そうすることで、ドレインカップの耐用期間が長くなり、バルブがすぐに壊れたりすることがなくなります。
—エンジニアチームとして、お客様に対するFILSTARのサービス内容をお聞かせください。
私たちエンジニアチームは、FILSTARユーザのケアとトラブル対処だけでなく、現場で結果が30分で判明する無料製品試験、報告書の無料作成や、試用のためのFILSTAR1週間無料貸出サービスなどのサポートを行なっています。
定期的にお客様の現場に伺い、FILSTARの点検もしています。
その他、不具合やトラブルなどのお困り事があった場合は、営業時間内でしたら、いつでもすぐに対応いたします!
—最後に、ジュンさんが感じるFILSTARの魅力とは、何ですか?
私自身、FILSTARはとてもすごい製品だと思っています。
フィルターやその他の部品の交換を必要としない、メンテナンスも必要なしですから。
これにより、お客様は部品の交換にかかる時間を節約できます。故障が発生した場合に機械を停止する必要はないため、FILSTARの強みになっていると思います。
FILSTARを色々な業界の方に知っていただけるよう、宣伝にも力を入れていきたいです。
FILSTARを試してみたいという方は、ぜひ私にご連絡ください!
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