—チョンプーさんにお話を伺います。インダストリア（タイランド）では、どんなことをされていますか？
私は2015年にラジャマンガラ工業大学タワンオークで学士号を取得してすぐに、シーパトゥム大学に入学して修士号を取得しました。
2017年にインダストリア（タイランド）に就職してからは、お客様との調整・製品の紹介・製品テスト・機械の確認・現場での基本的な問題の解決・文書の作成など、色々な業務を担当しています。
—FILSTARは、主に自動車部品の製造工場などに導入されていますが、今後、新分野を開拓していくと伺っています。他分野でどのようにフィルスターが活用できるかお聞かせください。
FILSTARは、タイでは自動車産業に多く導入されています。割合で言うと、製造業全体の85％です。そのほかには工作機械メーカーにも納品しています。
世界的なコロナ禍もあって、ここしばらく自動車産業が停滞しているため、
新しい販売先として、食品加工／医薬品／農業機器・工具／医療機器といった産業や、発電所などに販路を広げようと考えています。
例えば、日本では既に多くの食品加工工場でFILSTARが導入されています。
私たちも、日本同様にタイ国内でも、まずは食品産業の顧客を開拓していきたいと考えています。
サムットサーコーン県とサムットソンクラーム県に食品加工工場がいくつもありますので、まずはそこからですね。
食品加工工場では、各社のフィルターが汚水処理槽に溜まる食品ゴミのろ過に使用されています。
FILSTARの本体にはステンレスSUS 304が使われているので、サビにとても強く、腐食にも強いので、衛生的な環境が必要な食品業界でも満足してお使いいただける製品です。
それにエレメント交換がいらないので、食品ゴミのろ過でも、他のフィルターに比べてメンテナンスの手間がかかりません。
—食品加工の分野以外にも、FILSTARが活躍できそうな業界はありますか？
現在、私たちがとても関心を持っているのは、タイの水力発電です。
タイには、発電所が約78箇所あります。
発電のプロセスには河川の水を使いますが、この水の中には石や土砂などが混じっていて、そのままでは使えないため、FILSTARで濾過するのに適しています。
ほかのフィルターだと頻繁に交換が必要になりますが、FILSTARはエレメントレスなので、フィルター交換のタイミングを気にせずに使い続けることができます。
FILSTARは様々な国で利用いただいておりますが、発電所でのご利用はまだありません。もし私の活動で発電所にご利用いただくことができたら、弊社の成長の重要な一歩になりますし、とてもやり甲斐を感じています！
—最後に、FILSTARユーザーへメッセージをお願いします。
今回のコロナ禍は、営業担当としてとても大変でした！
営業に行こうにも、外来者は完全にシャットアウトで担当者にお会いできないし、外に出られないのが苦痛でした。
これからは、政府の推進するEECプロジェクトがたくさんの業界の援助をしてくれるよう期待しています。特に、自動車業界がまた活気を取り戻せば、自動車部品メーカーなどは、設備投資をして製造ラインの拡大などの改善に取り組んでいくと思います。
また、世界的に企業が環境問題に取り組む機運がありますので、環境対策として製造ラインをアシストするFILSTARも、今よりもっと関心を持たれるようになる筈です。
FILSTARをまだ試していない方は、この商品をぜひお試しいただきたいと思います。
コストパフォーマンスが高く、頻繁なフィルター交換が必要な他の製品と比較すると、様々な面でメンテナンスの手間がかかりません。FILSTARは、フィルターを交換することなく10〜20年の間使用できます。
この記事を読んでFILSTARに興味をもたれた方は、ぜひご連絡ください！
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