コンサルタントが教えるタイビジネスのコツ vol.03

05/08/2020
㈱日本能率協会 コンサルティング 寺田 厚

製造現場のKAIZENを進めるための秘訣

このコラムでは「継続的な黒字化の実現」のための「強い土台=OperatingSystem創り」について説明しています。 今回は、強い土台づくりをする上で避けて通れない「製造現場のKAIZENを進めるための秘訣」についてお話します。


改善で継続的に良い成果を出していくためには、下記の3つの要素が揃わなくてはなりません。


①ヤル腕とは、改善に必要な知識とスキルのこと。

知識とは基本的な進め方のステップや各種の手法です。知識は講義などの教育で身に着けることができます。ステップとは改善を進める手順のことです。

一般的にはDMAIC【①Define(定義)⇒②Measure(測定)⇒③Analyze(分析)⇒④Improve(改善)⇒⑤Control(定着)が知られています。


手法とは「QC7つ道具」など、“考えるためのツール”です。スキルとは、これらの知識を実際の場に適用するためのノウハウです。これは実際に適用した経験(エクササイズやワークショップ等)を通して身に着きます。


②ヤル場とはトレーニングの成果を生かすための機会を提供することです。

機会の提供とは、会社の目標を適切にブレークダウンし、そこから適切な改善のテーマを選定させ、通常の業務として実施するチャンスを与えることです。活動のために必要な時間を確保することも大切です。


③ヤル気とは、腕があり、場を与えられたメンバーをどのように動機づけするかということです。

ここで大切なのは「マネジメント層が彼らの活動に興味を持っている」ということを示すことです。改善活動の適切なタイミングで、マネジメント層が進捗を確認して、担当者にフィードバックをすることが良いでしょう。最初はちゃんとした手順を踏んで改善ができているかを重点的に見ます。しっかり現状分析ができているか?問題の原因は適切に追及されているか?等です。

その後、より細かいところのフィードバックをします。適切な改善を実施し成果を感じることで、意欲が増し、より高いレベルの改善、広い範囲の改善に取り組めるようになっていきます。


POINT

簡単なようですが、3つの要素を意識してカイゼンを行なっている企業は、多くありません。
改善が進まないと悩まれている方々は、上の3つができているかを再確認してみてください。

 

※JMACでは、様々なモデルやフレームワークを使い、異文化ギャップの問題を解決します。


JMACタイランドは、同地で10年以上のコンサルティング実績を有します。



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