コンサルタントが教えるタイビジネスのコツ vol.19

20/11/2020
㈱日本能率協会 コンサルティング 寺田 厚

“リーン生産方式とTPS (3)”
モノづくりは人づくり

第3回目は、TPS(トヨタ生産方式)における「人づくり」の話です。トヨタでは、これまで長年TPSを実践してきているため、「継続的にレベルアップを実践していくためには何が必要か?」という問いから人づくりをしています。

■リーンリーダーの育成

 リーン生産方式 では、これまでに継続的改善を行なっていなかった会社でどのようにTPSを導入するかがポイントになります。そのため、リーダーの育成に力を入れており、このリーダーを通して活動を進めようとしています。

■「車を作る前に、人を作らねばならない」

 これは今から50年以上前にトヨタで言われていたことです。トヨタでは、グローバルにTPSを展開していくために、組織文化の中で最重視しているものを2001年に「トヨタウェイ」として明らかにしました。
 それは次の通りです。
① 知恵と改善
② 人間性尊重
 トヨタには「社員が挑戦的な目標に対して、現場に立ち、絶え間ない改善を行なうことによって、高品質の車を安価に作ることができるようになった」という思いがあります。これを継続し、常に高いレベルを目指し続けるためには「お互いを尊重し、力を合わせて継続的に進めていくことが最も大切なことであり、これがトヨタの価値感・信念だ」ということを明確にするためにトヨタウェイを作りました。

■強さの秘訣は「トヨタウェイ」の継続的実践

 トヨタの人材育成は、このトヨタウェイを継続的に実践していくことのできる人を育てることにあります。トヨタウェイに書かれていることは、当たり前のことのように思えますが、実際に会社の全階層で実践することは容易ではありません。これをやり続けているからこそ「トヨタ最強」と言われるのかもしれません。

※1980年代にマサチューセッツ工科大学が日本の自動車会社を研究した結果として、TPSから色々なコンセプトや手法を取り入れることで誕生した生産方式。



※JMACでは、様々なモデルやフレームワークを使い、異文化ギャップの問題を解決します。

JMACタイランドは、同地で10年以上のコンサルティング実績を有します。



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