
多品種少量生産が進む中、NC旋盤の段取り時間が生産効率を大きく左右しています。
特にチャック交換は、
▲芯出し作業に時間がかかる
▲熟練者でなければ精度が出ない
▲交換中は機械が完全停止する
…といった課題を抱えています。
東南アジアでは、熟練技能者の確保や技能伝承がますます難しくなっており、「属人化しない段取り体制の構築」は大きな課題となっています。
それらを解決するのが、株式会社北川鉄工所と理研精機株式会社が共同開発した超速チャック交換システム 「VCシステム」です。

超速チャック交換「VCシステム」は、段取り替えを短時間で完了させ、NC旋盤の稼働率を最大化するためのチャック交換システムです。
従来のチャック交換では、交換後に振れ調整(芯出し)が必要でした。VCシステムを活用すると、芯出し作業が不要となり、熟練者でなくとも六角レンチのみで簡単にチャック交換ができるようになります。
1台の旋盤で様々なチャックへ素早く交換して使用できるため、工程集約や省スペース化にも貢献。特に、多品種少量生産を行っている現場での「段取り時間短縮」や「人手不足対策」に効果を発揮します。熟練技能者でなくても、安定した再現精度を実現できます。
✔︎ 簡単・高速・高精度に段取り替え
ベース部とチャック部の2段構造になっており、チャック部を六角レンチで取り付け・取り外しするだけで簡単にチャック交換ができます。
✔︎ 芯出し作業が不要
ベース部とチャック部の間の取り付け面が精密な2面拘束になっています。そのため、熟練者でなくともボルトを締めるだけで芯がでます。
✔︎ 旋盤1台で様々なワークの加工に対応
簡単に様々な種類のチャックを交換できるため、1台の機械に工程集約が可能です。

【現場担当者の声】 月20回段取り替えが発生すると仮定した場合… これは、 単なる「便利な治具」ではなく、設備投資の代替策になり得るソリューションと言えるでしょう。 タイ・ベトナムをはじめとする東南アジアでは、「熟練技能者不足」「技能伝承の課題」「多品種生産への移行」といった背景から、属人化しない段取り体制の構築が急務となっています。
▲多彩なアタッチメントラインナップを用意し、汎用性高く活用いただけます
VCシステム導入事例|自動車部品メーカー(Assy工程)

• 対象ワーク:3種類
• 対象機械:NC旋盤 9台
• 導入箇所:コレットチャック段取り替え
• 段取り時間:約60分
• 段取り担当・加工者・品質検査員が拘束
• 段取り時間:
• 作業時間75%削減
段取り担当:
専用工具を使わず簡単に正確に交換できます。
芯出し作業がなくなり、時間に追われるプレッシャーから解放されました。
機械加工者:
以前は機械が稼働するまで半日以上待つこともありました。
VCシステム導入後は短時間で再開でき、フル稼働しています。
品質検査員:
交換作業が終わるまでの待機時間が大幅に短縮されました。
交換後の再現性も高いので、品質確認にかかる時間も短縮されました。
45分短縮 × 月20回段取り交換 × 旋盤9台
➡
• 生産能力の向上
• 残業時間削減
• 設備増設の抑制
• 人員増強の回避
といった効果に直結します。
タイ、ベトナムでも導入されるお客様が増えています
VCシステムは、【誰でも再現できる段取り標準化】を実現するソリューションとして注目されています。
東南アジア地域での販売・技術サポートはKITAGAWA TRADING (THAILAND) CO.,LTD.が対応しております。仕様選定サポート~現地導入支援まで、多言語(日本語・タイ語・英語・ベトナム語)にて対応可能です。
チャック交換システム「VCシステム」をお求めの方、その他工作機器(チャック・NC円テーブルなど)に関心をお持ちの際は、下記フォームよりお問い合わせください。