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タイ人スペシャリストが解説する➁「応力測定/疲労耐久試験」:高度な試験・分析受託サービスをタイで提供するタイコベルコ科研(KRIT)

10/09/2020
パリラック タノームペッサガー
Team Leader of Engineering & Mechanics Group Testing & Analysis Division

前回の記事では「破面形態調査」をご紹介しました。
今回は、メカニカルグループ(Engineering & Mechanics Group)に所属する私が「応力測定/疲労耐久試験」について解説します。


メカニカルグループでは、主にサスペンション・車軸・フレームなど、車を構成する部品やエアコンの熱交換機などといった、耐久性に厳格な基準がある部品の強度・耐久試験を行ないます。

試験方法は大きく分けると4種類あります。

①実体部品疲労試験 Durability test

試験体の両端を固定し、可搬型アクチエータを使って縦・横・上方向から所定の荷重を繰り返しかけることにより、歪み具合や耐久度を調べることができます。

この図では、部品下に変位計(ひずみセンサー)を設置しています。
例えば、自動車の同じ部品でも生産国別に品質にバラツキがないか、数値化して比較できるようにします。
車軸のベンチマークテストでは、トラックに荷物を積んで走行する時のシミュレーションを行い、どれだけの荷重に耐えられるかを試験します。
最終的に部品に亀裂が入り壊れるのですが、破面形態調査を実施することも可能です。

・自動車部品の応力測定、疲労耐久試験
  実施例:車軸、フレーム、サスペンションなど


②ねじり疲労試験 Torision Durability test

当社で2020年4月から開始した新しいサービス「ねじり疲労試験」です。
一般的に繰り返し応力または変動応力を加えて、疲れ寿命や疲れ限界を求めます。

例えば、自動車部品の回転軸を回転させ、どの程度のトルクをかけると壊れるのか、トルクセンサーを使って調べます。
鋼・樹脂などの軸材料のねじり疲労特性や、穴・段など軸構造のねじり疲労強度特性、カップリングなど軸継手の耐久試験を行ない、強度データを取得することができます。

・実部品のねじり疲労試験
・各種材料試験片のねじり疲労試験


③内圧疲労試験 Inner Pressure test

内圧疲労試験では、油や水が入っているパイプなどに繰り返し圧力をかけて、亀裂や液漏れなどが発生するまでの疲労耐久性を評価します。
試験体に使用する圧力媒体は、油・水・窒素ガスとなります。

・銅・アルミ配管部品の内圧疲労試験
・樹脂配管部品の内圧疲労試験
・熱交換器の内圧疲労試験
・アルミ製アキュムレータの内圧疲労試験


④ハーネス振動試験 Harness Vibration test

振動試験の中でも、これは車載の配線を束ねたもの(ワイヤーハーネス)を装置に固定し、車の揺れを再現した状態でどうなるかという検査です。
長さの違う複数の配線を一度に検査することができます。

・車内の配線の振動試験


KRITは最新の試験設備と技術で、タイ製造業の課題解決をサポート

タイで自動車部品などを扱うサプライヤーは、各自動車メーカーの規格に合わせた部品を用意する必要があります。
高価な機材を使用する各種試験を自社で行なう場合、設備投資にお金がかかってしまいます。また、技術や経験の蓄積も必要となります。

当社はタイで10年以上、OEMの試験のサポートを行なっています。
お客様の様々な問題を解決いたしますので、お困りごとがあればKRITにご相談ください。

※以下、リンク先のページからカタログPDFのダウンロードが可能です。
(Stress_Measurement_Durability_Test_JP.pdf)

【内容】
・台上(ベンチ)試験
・精密ねじり疲労試験
・耐圧・内圧疲労試験


■執筆者プロフィール
パリラック タノームペッサガー Parirug Tanompetsanga
2016年KRITに入社。
「2018年に日本の本社で受けた1年間の研修 CAE(Computer Aided Engineering)の知識を、KRITでも活かしていきたいです」



タイで日本品質の試験・分析検査サービスをお探しの方は、下部のお問合せフォームまたは電話・メールでご連絡ください。



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