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日本品質をタイで再現-協和NTの徹底した品質管理&品質保証体制
27/06/2025
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Kyowa NT (Thailand)Co., Ltd.

高精度な切削加工を提供する企業にとって、製造技術と同様に重要なのが品質管理体制です。
協和NT(タイランド)では、日本と同水準の品質を担保するため、ISO9001およびIATF16949(自動車産業向け品質マネジメント規格)を取得したQC体制を整備し、設立当初から“妥協しない品質”を貫いてきました。


▲ISO9001、IATF16949認定証

全数検査を含む工程内検査と最終検査で徹底した品質管理体制を構築


弊社には、品質管理を専門とするQC・QA部門が約30名体制で設けられており、工程内検査と最終検査の二段階によって全製品を厳しくチェックしています。中でも特筆すべきは、20名体制で行われる全数検査。すべての製品に対して測定・確認を行うことで、微細な寸法ズレや形状の乱れ、異物混入といった不良の発生を未然に防止し、安定した品質を維持しています。

■検査体制
• 工程内検査担当:約15名
• 最終検査担当:約15名
→全数検査専門スタッフ20名を含む、合計約30名のQC・QA部門スタッフが常駐



検査は製品ごとの図面や使用条件に基づいて実施され、μm単位の寸法公差が求められる製品においては、測定箇所も増加します。測定箇所・難易度に関わらず同社は徹底した精度管理を怠りません。


日本製の高精度測定機を揃え精密加工の部品の品質を常にチェック

使用される検査機器も日本と同等の水準を満たすもので、以下のような設備を整えています。

■測定機・検査機器
• 三次元測定機(CMM):寸法精度を立体的に測定可能
• プロファイル投影機:微細形状や端面の評価
• 表面粗さ測定機:加工面の粗さ評価
• 残渣測定装置:異物の残存確認(トランスミッション部品向けなど)



特に、他社ではあまり導入されていない「残渣測定装置」は、微細な異物混入が重大事故に直結する自動車部品分野において極めて有効であり、同社の品質管理力を物語る象徴的な存在です。


日本水準の品質を実現・維持するスタッフの人材育成

また、品質管理に携わる人材の育成にも力を入れており、日本人エンジニア3名が常駐してローカルスタッフへの技術指導・教育を継続的に行っています。毎年10名規模で実施されている日本での技術研修により、スタッフの技能向上と品質意識の徹底が実現されています。こうした継続的な人材育成により、長年現場で培われたノウハウが現地に定着し、“タイで日本品質”を実現できる体制が築かれています。

お客様のご要望に応じて、検査成績表の納品にも対応可能で、書面による品質保証を重視する企業からの信頼も厚く、日系・外資系を問わず継続取引につながっています。
協和NT(タイランド)は今後も、“高精度・高品質”を確かな検査体制で支え、信頼される部品加工メーカーとしてさらなる飛躍を目指していきます。




タイで高精度切削加工(部品加工)をお求めの方は、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。

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