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生産管理システム紹介|『mcframe CS (ERP)』パッケージソフトを活用した業務の効率化

29/02/2024
サムライアジア編集部

ERPとは企業の基幹システムを統合されたデータベースで管理する仕組みだ。 マテリアルオートメーションタイランド(以下略称MAT)は、生産管理に特化したERPシステム『mcframe CS』を製造業に提供している。
本稿では、タイで28年間生産管理システムの販売・サポートを行っているMATの西本氏(コンサルタント)に話しを伺った。

▲ Mr. EIJI NISHIMOTO / consultant SI Department 4


Q:MATさんで販売されているmcframeについて教えて頂けますか?

mcframeシリーズは、日本のビジネスエンジニアリング社が開発・販売しているERPソフトウェアで生産管理以外にも会計や原価などのモジュールがあり、日本だけでなく世界でアジアを中心に多く販売されています。
mcframeシリーズの生産管理モジュールであるCSは、500社以上に採用されています。

▲ クリックして拡大表示

Q: mcframe CSの良い点を教えて頂けますか?

まず海外で使用する事を考慮したマルチ言語ですね。
同じデータを日本語・英語・タイ語の画面で扱う事ができます。

さて、パッケージソフトはそのままお使い頂く事が望ましいのですが、それでも若干のカスタマイズが必要になります。
mcframe CSはカスタマイズを考慮した設計で、必要に応じて開発元よりソースコードを公開頂いております。 中身がブラックボックスで入出力のみの改変と異なり、より使いやすい、お客様の立場にたったカスタマイズが可能になっています。

もうひとつmcframe CSの良い点として永年にわたるサポートがあります。ERPソフトは通常数年ごとにアップデートがあり、メジャーバージョンの更新では多額の費用が必要になるのが一般的です。
しかし、mcframe CSでは発売以来のバージョンを現在までサポートしています。もちろん、将来的にマイクロソフトやオラクル(データベース)の方針でシステムを大きく改変する必要が出てくるかもしれませんが、少なくとも現在は発売から20年以上サポートを継続しています。
これはランニングコストの面から大きなメリットだと考えます。


Q:タイで生産管理システムを導入する時に気を付ける事はありますか?

いくつかありますがここでは2つお話させて頂きます。

①管理レベル
良く現場と管理は車の両輪だと言われます。実に良くできた例えだと思っています。 片方ばかりが速く回転すればその場でクルクル回るばかりで前に進めません。現状充分な管理ができてない場合に、多くの入力が必要となるロット管理や実際原価管理などを同時に立ち上げようとすると結果として動かないシステムとなる場合があります。
特に初めての生産管理システム導入の場合、『在庫』に的を絞ったミニマムな導入をおすすめします。

②日本と異なる生産方式
日本では多様化するお客様のニーズに応えるために『少量多品種生産』に対応した管理が求められるケースが多いと感じています。
『少量多品種生産』では、多くの製品を製造するため原材料も多くなり、その発注頻度も増えていきます。また、工程替え頻度も増え、原価把握も難しくなります。
それを管理するには在庫精度を高め自動発注を実現したり、切り替え時間や製造時間を厳格かつリアルタイムに入力し、進捗の把握や実際原価を求める事が必要になります。その生産方式を支えるためには、生産環境も重要な要素になります。
顧客の短納期で多種のオーダーに応えるために短い調達リードタイムが必要で、日本ではその環境が整備されている場合が多いのではないでしょうか?
ではタイではどうでしょう?主要パーツや部材は日本から送られて来て調達リードタイムが2ヵ月必要というのは一般的な事だと思います。
この状況では、ある程度まとめ生産を行って生産原価を下げるという生産方式が正解の場合もあります。場合によっては、必要な製品在庫は悪ではありません。つまり、タイでのベストな生産方式を理解した上でシステム導入を行う必要があります。


Q :MATさんで販売導入されている生産管理システム『mcframe CS』ですか、他社と比較して優位点などがありましたら教えて頂けますか?

①日本語・タイ語対応
見積もり前の事前ヒヤリングから、本稼働後のサポート時も、お客様のご要望に応じて日本語・タイ語で対応致します。もちろんドキュメント類もご要望により、日・英・タイで作成致します。


②精度の高い見積もり価格を目指して
通常概算価格は、必要な端末数を加味したパッケージ費用と年間保守費用及び標準の導入支援費用が提示されます。導入支援費用は要件定義から運用支援、トレーニングなどの標準的な価格の提示です。 本当のシステム価格は要件定義が終わった後、カスタマイズ項目の提示を受けるまで判りません。この時点で問題が発生するケースが見られます。
例えば、概算の導入支援費用提示が500万THBであったのに要件定義後、別途カスタマイズ費用が1000万THB必要になる、などといったケースです。
これはお客様はもちろんですが、私共支援企業にとっても好ましいことではありません。
これを完全に防ぐ事は難しいのですが、MATでは見積精度向上を目的とした以下の作業を見積前に実施しています。

a)各部門へのインタビュー
営業・生産管理・購買・製造現場・経理・経営者と云った各部門から現状の業務と問題点及び改善したい項目などを聴取します。その際に現在使用中の帳票やExcelのサンプルもご提示頂きます。
インタビューは部門毎に20分~2時間程度、1日または2日間で実施します。

b)お客様業務フロー作成
インタビューを基にお客様の現状業務フローと私共の推奨するシステムを使用した場合のフローを作成します。

c)想定カスタマイズ項目の洗い出し
インタビューに基に想定されるカスタマイズ項目と概算を提示します。
これらの作業を行うことにより可能な限り見積精度を高める事ができると考えています。

③ハード・ソフト・ネットワークをAll in Oneでサポート
例えばシステムにエラーが発生した場合、その原因がアプリケーションかWindowsやデータベースかハードウェアまたはネットワークかと言った切り分け作業が必要になります。MATでは、夫々専門のエンジニアが問題点の切り分けから障害復旧までAll in Oneで対応可能です。





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