


マエカワ(タイランド)は、2023年6月14~17日にバイテック・バンナーにて開催されたPROPAK ASIA 2023 に出展し、タイでの売れ筋製品を展示した。
各展示製品の詳細とおすすめのポイントについて解説していく。
展示会に出品した製品・ソリューション一覧
■サーモジャック・フリーザー(Thermo-Jack Freezer)
水産物、青果物などの食品産業向けコンベアベルト式冷却装置。食品の冷凍時間を従来比50~60%まで短縮できる。来訪者が様々な食品の冷凍効率を実際に見て確認できるよう、今回、マエカワはデモ機を出展した。
■トリダス(Toridas)
食肉加工業界におすすめの、骨付き鶏もも肉の自動脱骨・除骨装置。作業速度は人手の4倍で、作業時間の短縮および省人化、加工作業における衛生面の向上を実現している。深刻な人手不足に悩む食品加工業界の課題解決につながる製品だ。
■秋山機械のアイスカッター ■ 革新的データストレージシステム(SCADAシステム) マエカワの主な顧客層である、食品業界や食品加工を行う工場では、慢性的な人手不足が課題であり、省人化や生産効率向上は常に求められている要素だ。 同社では、製品の設計、製作、販売を手掛ける他に、予備部品の提供を含むアフターサービスも行っている。タイで部品在庫を持ち、専門エンジニアが常駐していることで、万が一のトラブルの際にも迅速な対応が可能だ。
タイの製氷工場にこれまで多くの冷凍コンプレッサーを納入してきたマエカワは、製氷工場向けの新製品として日本の秋山機械のアイスカッターの取り扱いをはじめる。角形氷の加工機『手動キューブアイスカッターMQI2』と丸型氷の加工機『丸氷製造機IB6』の2種をラインナップする。
▲秋山 機械のアイスカッターで切断した氷のサンプル
▲ 秋山機械のアイスカッターで切断した氷の使用例
SCADAシステムとは、機械から抽出した分析データで生産ラインの改善や問題解決、機械メンテナンスの時期予測などを行うデータストレージシステムだ。マエカワの製品と連動して使用することができ、生産効率をより良くすることができる。
▲ SCADAシステムの使用イメージ
食品加工現場の人手不足やデータ収集における課題解決に貢献
「新型コロナウイルス蔓延による人手不足により、食品業界や食肉加工現場では、生産工程における自動化(機械導入)を検討する流れが強まっています。特に、鶏肉加工業界においては、鶏肉の除骨作業は熟練の技術も要することから、自動脱骨・除骨装置の導入で人手不足は大幅に解消できます。
しかし、中小企業では設備投資を行うのに十分な資金がない場合が多く、そのような実情を踏まえた上で需要を満たすソリューションを模索することが今後のマエカワの課題です。
日頃当社の機械をご使用頂いているお客様と直接会って意見を伺う機会は重要です。今回の展示会で、食品加工機械導入および生産ライン改善需要の更なる高まりを感じることができました」(セールスマネージャー Kitti氏)
▲ PROPAK ASIA 2023でのマエカワのブースの様子
タイで各種冷却装置や食肉加工機械(鶏肉の脱骨・除骨装置)をはじめとする
マエカワの各種製品に興味をお持ちの場合は、以下フォームよりお問い合わせください。
Tel: +66 (0) 2751-9610-7
神谷 Kamiya
Email: t-kamiya@mayekawa.co.jp
山本 Yamamoto
Email: k-yamamoto@mth.co.th
原 Hara
Email: h-hara@mth.co.th
Tel: +88(0)2-5807-1066
ターリック・S.M.Tariq
Mobile: +88(0)17-4534-9418
Email: tariq@mayekawa-bd.com