タイでタングステンなどの難削材の高精度加工を行うMFKエンジニアリング|難削材のタイ現調化をサポート!
28/10/2024
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山田 裕弘Managing Director

▲ MFKが手がける部品加工サンプル

金属の中で最も融点が高く、高硬度で加工が難しいと言われている「タングステン」。セラミックやステンレスなどに並ぶ難削材に位置づけられる金属の1種です。材料の入手、加工ともにタイで対応できるメーカーは大変希少です。
弊社MCテクノスが協業しているMFK ENGINEERING Co.,Ltd.(以下、MFK)は、タイで10年以上、タングステンをはじめとする難削材の高精度加工を手掛けているメーカーです。
今回は、同社の強みと加工技術についてご紹介いたします。



抵抗溶接用電極の加工ノウハウを活かした
難削材の高精度加工

MFKはタイで溶接用電極や治工具の製造、機械・設備の設計、製作を行っています。親会社は名古屋を拠点とする水谷フライス工機株式会社で、難削材加工を専門としています。
タイでは、以下3つの事業を中心に展開しています。特に、金属の切削・研削・ろう付け加工に定評があります

■金属加工事業(銅やタングステンをはじめとする金属の部品加工)
・抵抗溶接用電極

▲ 銅とタングステンを組み合わせた電極サンプル

・ 治工具

▲ 左から、各種治具とパンチ、ダイのサンプル

・溶接関連部品

・シャンク、カッターホルダーなど


■専用機の設計、製造、組み付け
オーダーメードにて生産設備製造


■工場設備の設計、施工


銅~タングステンなど幅広い金属のミクロン単位の加工が可能

MFKは、長年積み重ねてきた電極製造のノウハウから金属加工に長けており、金属の中で最も軟らかい銅、最も硬いタングステンまで幅広い種類の金属の加工に対応しています。

【MFKの強み】
✔タイで難削材を扱っている

タングステン・セラミック・超硬などの多種多様な金属(難削材)の取り扱い実績が多数あり。
✔難削材のミクロン単位の超高精度加工が可能
1000分の1レベルの厳しい公差にまで対応できる。
✔充実した加工機械のラインアップ
研削盤や複合加工機・ワイヤー放電加工機・表面加工の専用設備など、高精度加工を叶える設備が揃っている。

▲ AMADA製のプロファイル研削盤。タイで所有している工場は少ない。

タイで難削材を使った公差1000分の1レベルの高品質部品を調達する場合、そもそも現地での調達は難しいと諦めていませんか?MFKであれば日本と同等基準の高精度な難削材加工品をタイ国内での一貫生産で提供しています。
電極部品のみならず、金属を使った各種部品や治具の設計・製作実績が多数ございます。

<製作実績 例>
・電極ホルダー
・金型
・パンチ、ダイ
・治工具
・溶接チップ など

これまで多くのお客様から金属加工に関するお困りごとの最後の駆け込み寺としてご相談をいただいてきました。他社で断られた案件でも、MFKなら実現できる可能性は十分にあります。
難削材に関する困り事案件があれば、まずはお気軽にご相談ください!


▲ MFKスタッフ一同

▲ 左から、MCテクノス山田氏、MFK酒井氏、柳氏

MFK Engineering Co., Ltd.
柳 昌史 Masafumi Yanagi
Managing Director

酒井 聡一 Soichi Sakai
Factory Manager


タイでタングステンをはじめとする難削材の調達にお困りの方、難削材加工に課題をお持ちの方は、以下のフォームからお問い合わせください。