
モアテック・タイ法人で製造・販売している切粉自動圧縮機「MAS-100」は、2023年の発売以降、日本・タイ・ベトナムを中心に多くのお問い合わせをいただき、着実に導入実績を伸ばしています。
近年は、大規模な設備投資を控えつつ、周辺機器の改造や更新によって既存設備の稼働効率を高めたいというニーズが増えています。こうした金属加工現場の課題に応えるべく、さらなる機能向上を図った切粉圧縮機「MAS-100」と、モアテックの切粉処理トータルソリューションをご紹介します。
リリースから約3年が経過し、カスタマイズ事例の増加とともに、実際にご使用いただいているお客様の声を反映し、より使いやすく、切粉を最大限に再利用できる圧縮機へとアップグレードしました。
【サイクルタイムを簡単に設定可能】
稼働時間(タイマー)やダンパー動作のサイクルなど、運転ペースを自由に設定できるようになりました。サイクルタイムの調整により、現場の稼働状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

【品質・性能向上】
100トン圧での圧縮時に発生する振動による不具合を防止するため、センサー精度および本体構造を強化。高圧縮下でも安定した性能を実現しました。

✓ 業界トップクラスの高圧縮力(100t)
MAS-100は100tの圧縮力を備えており、一般的な他社製(40~60t)と比べて非常に高い圧縮性能を。アルミや銅はもちろん、固まりにくい鋼系切粉やスラッジも安定して圧縮可能です。
✓ 高い減容率による省スペース・物流コスト削減
切粉は圧縮により1/5~最大1/50まで減容可能。これにより、「切粉保管スペース」「運搬回数」「廃棄・処理コスト」を削減します。

✓ 切削油回収率95%以上
圧縮工程で切粉に含まれる切削油(クーラント)を95%以上回収可能。
回収したクーラントは再利用できるため、「クーラント購入費の削減」「切粉からの油漏れ防止」「工場内の床汚れ・臭気低減」といった環境改善・コスト削減の両立を実現します。

✓ 再溶解時の歩留まり向上(ほぼ100%)
切粉を高密度のブリケット化することで、再溶解時の酸化やロスを抑制。
“原料としての歩留まりはほぼ100%”となり、スクラップ価値向上と原材料費削減につながります。
✓ 幅広い材質・処理量に対応
鋳鉄・ステンレス・SS材・SUJ2スラッジ・アルミ材など多様な切粉に対応。
材質ごとに最大125kg / 1時間※レベルの処理能力を持ち、量産現場でも安定稼働が可能です。
※鉄系切粉の場合

モアテックは切粉圧縮機に加え、チップコンベヤ、切粉破砕機などの周辺機器を組み合わせ、切粉の搬送・破砕・圧縮から再資源化までをトータルでサポートします。

日本では、これらの周辺機器を含めた一括導入事例も多く、相乗効果により生産効率のさらなる向上を実現しています。近年は、環境整備や生産性向上への意識の高まりから、タイ国内でもトータルソリューションとしての導入事例が増えています。
設計から製造までをタイ国内で一貫対応しているため、カスタマイズや納期調整にも柔軟かつスピーディーに対応可能です。
すべての製品において、導入前には実際の切粉を用いたテストを実施しています。切粉処理でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。