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「小型旋盤MW35」タイを皮切りにASEAN初投入 伸長する小物市場への浸透を視野にMETALEX 2019で初披露

30/10/2019
サムライアジア編集部

工作機械・繊維機械・ロジスティクス大手の村田機械(京都)は、リベットやネジなど小物部品市場向けの製品を強化する。11月20日から開催される東南アジア最大級の工作機械見本市「METALEX 2019」では、タイを含む東南アジア市場で初披露となる小物部品加工に特化した小型旋盤「MW35」を展示、新たな提案領域にチャレンジする。機械性能の飽くなき向上と、新たな生産システム等の提供を通じて顧客企業の生産性アップに貢献してきた同社だが、新市場での支援拡大で存在感がさらに高まることは確実だ。

「高剛性・高精度のマシンをベースにガントリーローダや多彩な周辺機器を組み合わせ、お客様にベストな生産システムを提案する。ムラタ(タイランド)と言えば、そうした〝中物〟向け加工機を提供する旋盤メーカーという印象をタイでは持たれてきました。今回の試みは、そこから一歩外に踏み出すための新しい挑戦です」、こう語るのは2年半前にタイ法人に赴任、工作機械の自動化部門を統括してきた苅込淳Sales Managerだ。

タイの製造業で中核を占める自動車関連の部品産業。その代表的なマーケットが、内燃機関やトランスミッションといった部品市場だ。村田機械の旋盤はこの分野に強く、自動化や生産性の向上といった点でかねてより高い評価を集めてきた。これにより付いたイメージが「中物のムラタ」だった。だが、同社の旋盤ラインアップは、リベットやネジといった小物類からエンジン部品等まで幅広い加工に対応しているのが本来的な特長だ。それだけに、タイでは汎用性の高い小型旋盤の投入が待たれた。その切り札として今回選ばれたのが、2016年日本国際工作機械見本市(JIMTOF)で初披露され、販売開始となった平行2軸型CNC小旋盤「MW35」。ASEAN市場で満を持しての登場となった。
小物ワークの効率的な量産加工に特化した小型名機。高加減速主軸やシングルハンドローダを搭載、短サイクル加工を実現した。素材の脱着時間は圧巻の1.9秒。高さ160cm、幅98cmのコンパクトなボディーサイズが、省スペース性と高視認性についても高い満足を与えてくれる。

METALEX 2019ではこのほか、高い認知度を持つ従来機の中物向け旋盤「MW120Ⅱ」のモデルチェンジ版も展示する。豊富なラインアップがタイで初めて取り揃えられることが、新たなイメージ作りにもつながると苅込氏も期待を膨らます。「展示会場では、当社の強みである高いエンジニアリング力についても訴えていきたい。現地のカスタマイズ強化にも努めたい」と語った。

旋盤と並ぶ村田機械の主力製品であるプレス機「BBシリーズ」も展示される。新しくなったNC制御、高い操作性が特長の一台だ。担当するのはタイの板金部門を統括する武藤敬志Technical Manager。「短サイクルタイムなどを訴求したい」と話した。旋盤、プレス機ともに会場ではデモンストレーションも実施する。

右)Sales Manager/Machine Tools Division 苅込 淳
2008年入社後、工作機械事業部へ。東京支社勤務後、2017年4月にタイ赴任。自動化等を提案する工作機械部門担当。

左)Technical Manager/Machine Tools Department 武藤 敬志
2003年村田機械グループ企業に入社後、サービス部門に配属。板金強化の方針を受け、2015年7月からタイ駐在。


METALEX 2019 出展情報



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