番場社長:
ALSOKグループは今年で60周年を迎えました。私たちはこの節目に、再定義した事業領域として「多様なリスクに対応し、お客様と社会に安全・安心を届ける事業」を掲げ、より多様化するリスクに備える体制づくりを進めています。その中で、物理的な警備に加え、サイバーセキュリティという新たなラインナップを加えることは当社が望んでいることでした。ThaiNSの事業領域は、まさに我々のビジョンと合致しており、今回の提携に至りました。
渡辺社長:
当社では「2030年ビジョン」に基づき、持続可能な価値提供に向けたアセット化・サービス化を推進しています。その中でもITセキュリティは当社の中核です。ALSOKタイ様の広範な顧客ネットワークを通じて、我々のサイバーセキュリティサービスをより多くの企業様に届けたいと考え、ご相談させていただきました。ちょうど2025年度からは日本製鉄グループ外の企業様への展開も視野に入れていた時期で、本当に良いご縁だったと感じています。
― ThaiNSが持つサービスの特徴や強みを教えてください。
渡辺社長:
私たちは、特に日系企業の海外拠点に最適化されたサイバーセキュリティサービスを提供しています。多くの日系企業の海外拠点では、社内に十分なIT人材を確保することが難しい現状があります。弊社では、そうした企業様に対し、現状評価・システム導入・運用・対策までワンストップで支援できる体制を整えており、規模や業態に応じた柔軟な対応が可能です。さらに、ALSOK様の顧客基盤を通じて、日系だけでなくタイローカル企業への展開も目指しています。
― ThaiNS として、ALSOKを協業先に選ばれた理由は?
渡辺社長:
タイ国内におけるALSOKさんの強力な顧客基盤はもちろん、企業理念やビジョンに強く共感しました。さらに、番場社長のお人柄がとても魅力的で。この方となら信頼関係を築けると確信し、協業を決めました。
― ALSOKの警備事業に加えて、サイバーセキュリティを提供する意義とは?
番場社長:
我々はこれまで、警備員による人の警備や防犯設備の設計・設置など、いわゆる“フィジカルセキュリティ”を中心に事業を展開してきました。しかし、安全・安心を提供する企業として、サイバーリスクに対応する力も必要不可欠です。そのサイバー分野に参入するには、自信を持ってお客様にご紹介できる信頼できるパートナーが必要でした。ThaiNSのサービスであれば、迷うことなくお客様へ提案できると判断しました。
― 今後のタイアップの展望をお聞かせください。
番場社長:
単なる商材提供に留まらず、啓発的な活動にも力を入れていきたいと考えています。実際、NNAで記事が掲載された直後から、既に多くのお問い合わせをいただいており、業界内でも注目が高まりつつあると実感しています。
渡辺社長:
サイバーセキュリティ分野は、我々にとっても事業の中核の領域です。今後も技術進化とともに、ソリューションの最適化を進めていきます。ThaiNSとしても、従来は日鉄グループ向けに特化してきましたが、今回のALSOK様との連携を皮切りに、他社グループやローカル企業様向けに積極的に取り組んでいきます。

ALSOK Thai Security Services Co., Ltd.
ALSOK株式会社のタイ法人であるALSOK Thai Security Services Co., Ltd.は、2007年に設立されて以来、タイ国内で高品質な警備サービスを提供してきた。常駐警備、機械警備、施設管理など、幅広い領域で日本水準のサービスを展開しており、日系企業を中心に厚い信頼を得ている。今後は物理的な警備に加えて、サイバーセキュリティ分野にも力を入れ、より総合的なセキュリティソリューションを提供していく方針だ。

ALSOK Thai Security Services Co., Ltd.
番場 俊光Toshimitsu Bamba
President

Thai NS Solutions Co., Ltd.
渡辺 慎介 Shinsuke Watanabe
Managing Director