
自動車部品やその金型を手掛けるパノムプライ社は、タイ自動車産業の発展を支え続ける技能集団です。
同社が次代を見据えた戦略マシンとして導入したのは、先進の知能化技術を搭載した5軸制御立形マシニングセンタやインテリジェント複合加工機でした。

▲ISO9001を認証取得した工場環境で稼働するインテリジェント複合加工機「MULTUS B400II」(手前)と5軸制御立形マシニングセンタ「MU-6300V」(奥)
技術研修先の日本の工場でオークマ機と出会い、「いつか自社工場でオークマ機を使いこなす」という夢を抱く
バンコク東部のチョンブリ県ノンホンで、大手自動車メーカー向けの重要部品やその金型加工を営むパノムプライ社の工場には、最新鋭のオークマ機が揃い、訪れた人々は目を見張ります。
5軸制御立形マシニングセンタ「MU-6300V」、インテリジェント複合加工機「MULTUS B400II」、1サドルCNC旋盤「LB3000EX」。
いずれの機械も数々のオプション機能を搭載し、同社の技術に対するこだわりを象徴しています。
また、それは創業者のWanichi Kiriya社長が長年の夢を具現化した空間でもあります。
「私は1990年代初めに、技術研修のため日本の大きな工場に半年間、配属されました。タイの技術者としてオークマ機は憧れの存在でしたが、間近で見たのは、その時が初めてです。以来、自社工場にオークマ機を導入して使いこなすことが私の目標となりました」。
こう語る社長は研修先でCNC機の操作やメンテナンスなどの技能を習得し、1996年にパノムプライ社を設立。 政府が推進する自動車産業の育成という好機を捉え、タイが“アジアのデトロイト”と称されるほどの急成長を遂げる中で、ISO9001を認証取得するなど同社を“優れた技能集団”に育て上げたのです。





