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EECプロジェクト認可間もなく 「ロジャナ・レムチャバン工業団地」の魅力について

16/11/2018
木村 洋一
ゼネラルマネージャー

タイ東部の経済特区「東部経済回廊(EEC)」の開発を主管するEEC政策委員会(委員長:プラユット首相)は10月上旬に開いた会合で、デジタル経済社会省が提示していた「デジタル・通信インフラ整備事業計画」を認可。2019年からの整備事業がいよいよ始まることになりました。これにより、EEC開発はさらに一歩前に進むこととなり、企業活動も活発化するとみられています。


当社が手がける「ロジャナ・レムチャバン工業団地」の開発申請も年末までには認可される見通しで、こうした動きにも貢献ができそうです。EECプロジェクトとしてIEAT(タイ工業団地公社)と進めている協業事業で、すでに操業を開始している「物流ゾーン」を除く「工業団地ゾーン」が今回の対象となります。周辺では大型公共工事も目白押しです。本日は、そのさらなる魅力と可能性についてお伝えしようと思います。


「ロジャナ・レムチャバン工業団地」は、タイ最大の深海レムチャバン港から約9㎞という至便な場所に位置します。開発総面積は約1200ライ(約192ha)。港湾施設に近く、バンコクや空港を結ぶ高速道路の隣接地では数少ない貴重なエリアです。ここに当社が力を入れますのは、臨海部という単なる立地上の理由によるものだけでなく、タイ政府が進める産業の高度化・高付加価値化政策「タイランド4.0」やそれを具体化するECC開発との連携によって、大きくプレゼンスを高めていくことができるからです。

2023年までに開発資金1兆5000億バーツ以上が投じられる予定のこの地域では、5つの大型インフラ工事計画が控えています。すなわち、①首都圏の主要3国際空港を連結する高速鉄道の建設、②東部ウタパオ空港の拡張・増設、③レムチャバン港の第3期開発、④航空機整備(MRO)センターの設置、⑤マープタプット港(ラヨーン県)の第3期開発、の計5つです。


このうち、①の高速鉄道については、4月に企業向け公聴会が実施され、日系企業の参加に対して期待が示されました。②のウタパオ空港の整備については、延べ床面積2万平方メートルの新ターミナルが完成。現在300万人程度の年間収容人員も23年までには1500万人に引き上げるという計画が進められています。また、③のレムチャバン港は、新たな拡張工事によって現在の約700万TEUから約1800万TEUへとコンテナ取扱能力が拡大されます。


このほかウタパオ空港周辺では航空機の整備や修理、オーバーホールといった航空機整備産業の育成が予定されており、これらが完成しますとこの地域一帯は高度なインフラに支えられた新時代の産業基地として装いを新たにします。


当社ではレムチャバンの許認可を経て、来年の第2四半期にも販売に向けた工事を開始させる計画です。一方、もう一つの拠点バンコク北郊アユタヤでは、フェーズ10(約700ライ)の開発工事も同時進行中です。さらなる需要を新たな成長へ。ロジャナ・グループは今後も、タイにおける産業発展に力強く貢献してまいります。