「株式会社日本保健衛生協会(サニプロ)」は日本で60年以上にわたり製造現場等の衛生管理サービスを提供してまいりました。そのタイ現地法人「サニプロ(タイランド)」が設立されて今年で7年。おかげさまで多くのお客様に恵まれるまでになりました。
今回は、前回ご紹介した「鳥害対策」を例に、当社の基本的な姿勢をご案内いたします。
ひとくちに鳥害対策といっても、その内容はさまざまです。「ジェル型忌避剤」を配置する方法と、「防鳥ネット」を張る方法が基本的な対策方法ですが、○か×かといった二者択一による選択肢しかないということではありません。お客様に合ったベストな方法をご提案することが衛生管理サービスのプロである私たちの務めと考えています。
鳥害は、顧客との信頼問題やそこで働く人々の健康問題にもつながっています。 鳩、ムクドリ、スズメなどの糞が出荷を待つ商品や倉庫に積まれた仕掛品を汚してしまうと、大切な取引先との関係に響く問題にもなり得ます。
また、野鳥の糞には多種多様な病原菌が存在します。ひとたび、こうした病原菌が人間の体内に取りこまれると、呼吸器官を中心に異常を引き起こし、時には深刻な感染症を引き起こす場合もあります。
そこで当社では、鳥害対策にあたっては優先順位を決めて視覚的に対策を実施していくことをお勧めしています。
はじめに必要最低限の対策を洗い出し、施すことで危急なリスクをひとまず回避できますし、費用を抑えることができます。優先順位で下位にあるものについては、上位のものの結果を見ながら検討を進めていくのがよいでしょう。無理のない対策を続けていくことが肝要です。
市販の薬剤やネットをご自身で購入され、「これを使ってほしい」というお声を時折、頂戴します。
一定の効果はあるのかもしれませんが、ご満足のいく効果は得られにくいと考えます。といいますのも、例えば当社が使用するジェル型忌避剤は日本の専門メーカーが長年をかけて開発したもので、対象物を確実に狙った成分でできています。何種類もの鳥に効果があるとして生産されている市販品とは、目的も成り立ちも異なるのです。
防鳥ネットも同様です。当社タイ法人が使用しているネットは米国製のもの。あらゆる鳥類を対象に、小さな隙間も作りません。いったん棲みついた鳥の執着心というのはすさまじく、わずかな隙間であってもそこに入りこもうとします。防鳥専用ネットを使ったプロによる施工は、必ずご満足のいく効果が得られるでしょう。
そのほか、特定の種が大繁殖してしまったなどの緊急のご相談にも対応しています。
直ちに専任スタッフが現地調査を行ない、ベストな対策案をご提示いたします。
次回は、当社のもう一つの看板サービス「害虫駆除(ペストマネジメント)」をご紹介します。
■当社の害鳥対策に関心をお持ちの際は、下記フォームよりお問い合わせください。
Sales Manager
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Marumoto (丸本)
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