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タイ工場に学ぶ、めっき職人集団の今までとこれから 【めっき加工/サイアムヒキフネ】

08/05/2020
笠井 丈志 Takeshi Kasai
Technical Manager

私が2020年2月12日にタイ工場に赴任し、早いもので約3カ月の時が過ぎました。
当社SIAM HIKIFUNEは創業より8年目に入り、日本からの赴任者は私で延べ6人目です。

世界中でCOVID-19が猛威を振るい毎日感染者情報が報道される中、タイでは3月26日に非常事態宣言が出されました。
正直、赴任前はタイや世界がこんな情勢になるとは考えもしませんでした。もしも入国が遅れたら、私の赴任は数ヶ月は先になる所でしたが、タイのスタッフによるスムーズなビザ・労働許可証の手配のおかげで規制が入る前に赴任でき、色々な作業を引き継ぐための時間を得ました。
在職中の赴任者はもちろん、タイのスタッフ達からも、慣れない環境の中での仕事・私生活の両面で、タイの風土に馴染めるようにとフォローしてもらい、本当に助かっています。


無電解Niめっき・三価クロムめっき
教えるどころか、タイ工場に学ぶ場面も

私は、日本でヒキフネ本社工場と程近いグループ会社の『株式会社 ヒキフネ技研』に約20年勤務し、主な業務として無電解ニッケル(Ni)めっき3価クロムめっきの現場作業に携わってきました。
赴任前は、私が培ってきた現場知識をどのように活かしてオペレーターに教えていくかと考えていましたが、それはいい意味で裏切られることになりました。

アルミに対する無電解Ni-Pめっき


スムーズな作業工程/トラブルシューティング体制

タイ工場に勤めるオペレーターの仕事をチェックすると、めっき昇温・付帯設備の操作など、めっき浴の準備から治具掛け・めっき・検査工程が実にスムーズに流れていました。
また、現場をフォローするめっき液の分析者もいて、トラブルシューティングも直ぐに行なえる状況でした。これは現場作業においてはとても“ありがたい”ことです。
本社ではタイ工場の業務概要は聞いていたものの、現場での作業内容の詳細は伝わっていなかったため、「ここまでタイ工場はやれているのか」と素直に驚き、誇らしく感じました。

この流れを作り出してきたのは、会社の立ち上げ時から実直な人員を集め、教育してきた人事部の努力。そして、オペレーターと一緒に仕事を行ない、作業のやり方のほか様々な改善・知識を与えてきた前任者達。日本人が汗をかいただけ、タイのスタッフは鍛えられ、日常の生産立ち上げが滞りなく行なえていると思えます。
その環境を目の当たりにし、当初の自分の想像を裏切られた分、タイ工場から教わることの多い日々となりました。


めっきの技能・知識(ISO/TS)を強化!
タイでも職人集団「ヒキフネ」のチーム作りに尽力

とはいえ、オペレーター達は日常の作業内容は習得し、熟練度が高まっているようですが、めっきの基礎と応用、ISO・TSなどの専門知識においては、まだ至らぬ部分があります。
私自身もヒキフネ本社のベテラン従業員にはまだ及ばないかもしれませんが、日本でヒキフネが培ってきた職人集団の一員です。
タイでは、めっきの技能・知識・文化を正しく引き継いだヒキフネ独自のチーム作りを強化し、上からの介入など無くとも問題点を洗い出し、原因追究、そして恒久対策ができるような、より良い環境整備に努めていく所存です。

そのためにも最低限の言葉を覚え、共に職務にあたる中でオペレーターが何に迷い、何を求めているのかを知り、一緒に成長出来るよう任期を全うしたいと思います。

笠井 丈志 Takeshi Kasai
ヒキフネ技研にて20年の勤務/親子2代に渡るめっき職人
(SIAM HIKIFUNEの工場立ち上げでは、父の笠井正夫が尽力)


タイでの高品質なめっき加工については、サイアムヒキフネへお問い合わせください。



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