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抗菌・抗ウイルスめっきとは?最新技術開発レポート/ヒキフネ・タイ【抗菌めっき】 

09/02/2021
SIAM HIKIFUNE CO., LTD.

当社「サイアムヒキフネ」は、タイで日本品質のめっき加工を行なっています。 本社の「ヒキフネ」(東京都葛飾区)は、めっき業界の中でも研究開発部門をいち早く設け、表面処理技術の革新に取り組んできたパイオニアです。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大以降、世界中が細菌やウイルスに注目するようになりました。当社にも「抗菌・抗ウイルス効果のあるめっき」に関する問い合わせが寄せられています。 今回は、抗菌めっきの基礎知識と当社の技術開発についてご紹介します。

抗菌めっき加工とは?

製品の表面に金属を皮膜させることで、さまざまな特性を付与するめっき加工。
抗菌めっき加工とは、細菌の増殖を抑制するための皮膜をめっきの技術で作ることです。 抗菌には金属イオンが有効なため、抗菌めっき加工に使う金属の選択が重要です。

抗菌性のある金属と「微量金属作用」について

抗菌性を発揮する金属には、次のようなものがあります。

1. 銅
優れた抗菌性を持つ。10円玉硬貨は、たくさんの人の手に渡っても細菌が繁殖しない。 

2. 銀
銀粒子を入れた水は長期間保存可能。抗菌作用のある銀食器は古来より重宝されている。

3. 金
抗菌・抗ウイルス性では銅と銀のほうが勝るが、耐食性などを考慮すると金めっきも有効。

(殺菌力が強い順)


銅や銀の金属イオンは、水などに溶け出すとわずかな量でも驚くべき抗菌性を発揮します。微量金属作用と呼ばれ、新型コロナウイルスの影響で今、注目を集めています。

その他に亜鉛・ニッケル・チタン・コバルト・アルミニウムなども、抗菌性がある金属です。

銅製の蛇口やドアノブは高い抗菌性を持つ

ヒキフネがコロナ禍に取り組む
めっきの「抗菌・抗ウイルス試験」

当社は、めっき加工技術開発の一環として抗菌・抗ウイルス効果の試験・測定を進めています。

■「抗菌性」の試験

試験に用いる細菌:黄色ぶどう球菌、大腸菌
※日本工業規格(JIS)が定める「JIS Z 2801抗菌加工製品−抗菌性試験方法・抗菌効果」に基づく試験方法

黄色ブドウ球菌(左)大腸菌(右)を使った実験

☆評価のポイント
無加工品に比べて抗菌活性値2以上(細菌の増殖割合が100分の1以下)だった場合:抗菌効果があると判定

■「抗ウイルス性」の試験

試験に用いる細菌:インフルエンザウイルス、ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替) 
※抗菌製品技術協議会(SIAA)が定める「ISO 21702 抗ウイルス性能評価試験」に基づく方法

☆評価のポイント
無加工品に比べて抗ウイルス活性値2以上(細菌の増殖割合が100分の1以下)だった場合:抗ウイルス効果があると判定

今後も、新型コロナの感染拡大や未知のウイルスが出現するリスクは続きます。 ヒキフネグループは装飾性や耐食性の追求のみならず、人々の安全な暮らしに貢献する最強のめっきをご提案するべく、技術開発を進めています!

抗菌・抗ウイルスめっきに関するご質問やご要望を、下記フォームからお問い合わせください。



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