Array ( [0] => stdClass Object ( [id] => 96 [author_name] => 石川 英孝 [author_photo] => author-company-96-Ishikawa.jpg [author_job] => PRESIDENT [title] => 「めっきで世界を切り開く」サイアムヒキフネのニュース情報 [images] => news-company-96-2.jpg [description] => <span style="font-size:15px;"> <p>「ロケットから口紅まで」「伝統と最先端技術の融合」をモットーに、高品質なめっき製品を世に送り出すサイアムヒキフネ。初の海外拠点であるタイでも、徹底的に品質にこだわり日本と同等の品質を再現している。「日本人の繊細さをめっきで世界に発信したい」と語る同社、石川社長に話を伺う。</p> <br> <p><span style="font-size:13px;"> <b>石川 英孝氏 プロフィール</b><br> 大学を卒業後、株式会社ワールドに入社。6年間の勤務の後、株式会社ヒキフネに入社。アパレルで培った、ものづくりへの視点・価値観を「めっき」の世界に反映させ、当社の装飾めっきの技術発展に大きく寄与。アパレルと同様に、めっきをブランディングしていく姿勢は、「業界の革新者(イノベーター)」として注目を集めている。</span></p> <br> <p><b>「めっき」について</b><br> サイアムヒキフネは、2012年12月に設立された「めっき」加工を専門に行う会社です。<br> 「めっき」には主に宝飾品や日用品に使われる「装飾めっき」、金属に電気的特性、機械的特性などの新たな機能を加える「機能めっき」、機械部品や建築資材などを錆びから保護する耐食性を加えた「防食めっき」加工などがございます。 <br><br> ところで、「めっき」は何故ひらがなで表記されるのかご存知でしょうか。<br> 古代における「めっき」の製法は、水銀に金などの金属を溶かし込み、対象物に塗布した後に熱で水銀を蒸発させる「アマルガム法」のみでした。<br><br> その際、金と水銀を溶かし込むと、水銀の銀色だけが残ることから「滅金(金が滅する)」と呼ばれるようになったといわれています。やがて「滅金」が「鍍金(めっき)」へと変化していきました。そのため、ひらがなで「めっき」と表記されるようになったのです。しかし、現在では「メッキ」のようにカタカナで表記されることも珍しくなく、外来語と思われている方も少なくないのではないでしょうか。いずれにしても「めっき」はれっきとした日本語であることを覚えていただければと思います。<br> <br> <img src="https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/manufacturer-bucket/news-description/news-description-96-h1.jpg" class="center-block" width="100%" alt=""/> <span style="font-size:12px;">めっき加工の様子。</span><br><br> <br> <img src="https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/manufacturer-bucket/news-description/news-description-96-2.jpg" class="center-block" width="100%" alt=""/> <span style="font-size:12px;">古代から存在した技術ではあるが、その加工により生まれる眩い光沢は現代人である我々をも惹きつけてやまない</span><br> <br><br> <b>ヒキフネ設立から更なる発展への布石</b><br> サイアムヒキフネの親会社でもある、ヒキフネは私の祖父が昭和7年に設立しました。戦後まもない頃は、日本に進駐していた兵隊向けにアンチモン(錫と鉛の合金で成形したもの)にめっきを施した灰皿といった日本らしいお土産(細工品)が良く売れていたと聞いています。<br> <br> 転機となったのは、1970年に開催された大阪万博でした。これまで外国人向けの土産品に使用されていためっきの技術が、万博に遊びに来た人のお土産、つまり外需から内需向けに使われるようなった転換期だったのです。実際にこの頃には、めっき産業は隆盛を極めつつあり、今の日本のめっき産業の創世期だったと思います。もともと祖父母が始めた町工場だったのが、この時流に乗って数十人規模の工場へと成長を遂げることができました。<br> <br> 会社の規模は大きくなりましたが、仕事の多くは大企業からの下請けであることは変わりません。下請けですとどうしても発注先からの仕事に依存せざるを得ない。私の叔父である二代目の社長が下請けからの脱却を目指し、独自の技術・製品の確立のため技術開発部門を設立。当時の業界内に技術部門を持つ会社はほとんどなく、当社は更なる成長曲線を描くことになったのです。<br> <br><br> <b>タイ進出の経緯</b><br> 日本国内での事業は堅調でしたが、時代の潮流には逆らえません。為替の影響もあり、6、7年前には、日本の技術、ものづくりの仕事はどんどんと海外へと進出していきました。そんな中、当社も取引のあった某メーカー様とのタイ進出の機会を得て、5年前に進出を果たしました。<br><br> 現在、タイでは主に自動車関連やデジタルカメラなどの精密機器関連のお客様との取引が増えてきております。今後はその他の分野にも広げていきたいと考えております。<br> <br> <img src="https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/manufacturer-bucket/news-description/news-description-96-h3.JPG" class="center-block" width="100%" alt=""/> <span style="font-size:12px;">チョンブリーにあるサイアムヒキフネのタイ工場</span> <br><br><br> <img src="https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/manufacturer-bucket/news-description/news-description-96-h4.JPG" class="center-block" width="100%" alt=""/> <span style="font-size:12px;">タイ工場でのめっき加工の様子。ここから日本と同等のクオリティの製品が産み出されていく</span> <br> <br> <br> <img src="https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/manufacturer-bucket/news-description/news-description-96-h5.JPG" class="center-block" width="100%" alt=""/> <span style="font-size:12px;">ラボも併設しており、タイでも技術の研究に余念がない</span><br> <br><br> <b>タイでの今後の展望について</b><br> めっきの工程は素材によって大きく異なり、それぞれに難しさがあります。タイでのめっき加工は、アルミ、真鍮の素材がメインですが、日本ではステンレス、鉄、アルミダイカスト(アルミダイキャスト)も加工ができます。タイにおいては、現在の主力であるアルミ、亜鉛ダイカストの加工精度を引き上げることに注力しておりましたが、その精度も合格点を与えられるほど向上しております。少しづつ素材や加工の種類を増やしていきながら、お客様からの要望も多い装飾めっきの展開も広げていきたいと考えております。<br> <br> また、日本でいう「職人」の養成にも力を注いでおります。タイで「装飾めっき」で勝負していくには、さまざまな素材に色々なめっきが出来なくてはなりません。それを叶えるためには自動機だけはなく、手動での作業も必要となってきます。 <br><br> 日本でこれまで培ってきた技術と経験をしっかりと伝え、タイで日本製、日本クオリティのめっき製品を展開していきたいですね。いつか、タイで作られためっき製品が、世界を代表するスーパーブランド、名車などに採用され世界中に広まっていく。そして私たちのスタッフが「めっき」の技術に誇りを持ち、次代に技術継承され「めっき」の文化がタイに根付いていくことが、私の夢であり理想として思い描いていることです。<br><br></p> <span> [company_id] => 26 [language_id] => 3 [category_id] => 68 [created_by] => 1 [edited_by] => 1 [meta_title] => 「めっきで世界を切り開く」サイアムヒキフネのニュース情報 [meta_description] => 1932年の創業からめっき一筋に取り組み、日本国内外の企業、メーカーから信頼を寄せられるサイアムヒキフネ。5年以上にわたり培ってきた技術と独創的なアイデアで業界に革新をもたらす同社から、奥の深い「めっき」のあれこれについてをお伝えしていきます。 [is_private] => 0 [hidden_form] => 0 [display_type_id] => 1 [created_date] => 2018-03-03 11:28:57 [updated_date] => 2018-03-03 12:20:35 [meta_img] => news-description-96-h1.jpg [meta_link] => ) )
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「めっきで世界を切り開く」サイアムヒキフネのニュース情報

03/03/2018
石川 英孝
PRESIDENT

「ロケットから口紅まで」「伝統と最先端技術の融合」をモットーに、高品質なめっき製品を世に送り出すサイアムヒキフネ。初の海外拠点であるタイでも、徹底的に品質にこだわり日本と同等の品質を再現している。「日本人の繊細さをめっきで世界に発信したい」と語る同社、石川社長に話を伺う。


石川 英孝氏 プロフィール
大学を卒業後、株式会社ワールドに入社。6年間の勤務の後、株式会社ヒキフネに入社。アパレルで培った、ものづくりへの視点・価値観を「めっき」の世界に反映させ、当社の装飾めっきの技術発展に大きく寄与。アパレルと同様に、めっきをブランディングしていく姿勢は、「業界の革新者(イノベーター)」として注目を集めている。


「めっき」について
サイアムヒキフネは、2012年12月に設立された「めっき」加工を専門に行う会社です。
「めっき」には主に宝飾品や日用品に使われる「装飾めっき」、金属に電気的特性、機械的特性などの新たな機能を加える「機能めっき」、機械部品や建築資材などを錆びから保護する耐食性を加えた「防食めっき」加工などがございます。

ところで、「めっき」は何故ひらがなで表記されるのかご存知でしょうか。
古代における「めっき」の製法は、水銀に金などの金属を溶かし込み、対象物に塗布した後に熱で水銀を蒸発させる「アマルガム法」のみでした。

その際、金と水銀を溶かし込むと、水銀の銀色だけが残ることから「滅金(金が滅する)」と呼ばれるようになったといわれています。やがて「滅金」が「鍍金(めっき)」へと変化していきました。そのため、ひらがなで「めっき」と表記されるようになったのです。しかし、現在では「メッキ」のようにカタカナで表記されることも珍しくなく、外来語と思われている方も少なくないのではないでしょうか。いずれにしても「めっき」はれっきとした日本語であることを覚えていただければと思います。

めっき加工の様子。


古代から存在した技術ではあるが、その加工により生まれる眩い光沢は現代人である我々をも惹きつけてやまない


ヒキフネ設立から更なる発展への布石
サイアムヒキフネの親会社でもある、ヒキフネは私の祖父が昭和7年に設立しました。戦後まもない頃は、日本に進駐していた兵隊向けにアンチモン(錫と鉛の合金で成形したもの)にめっきを施した灰皿といった日本らしいお土産(細工品)が良く売れていたと聞いています。

転機となったのは、1970年に開催された大阪万博でした。これまで外国人向けの土産品に使用されていためっきの技術が、万博に遊びに来た人のお土産、つまり外需から内需向けに使われるようなった転換期だったのです。実際にこの頃には、めっき産業は隆盛を極めつつあり、今の日本のめっき産業の創世期だったと思います。もともと祖父母が始めた町工場だったのが、この時流に乗って数十人規模の工場へと成長を遂げることができました。

会社の規模は大きくなりましたが、仕事の多くは大企業からの下請けであることは変わりません。下請けですとどうしても発注先からの仕事に依存せざるを得ない。私の叔父である二代目の社長が下請けからの脱却を目指し、独自の技術・製品の確立のため技術開発部門を設立。当時の業界内に技術部門を持つ会社はほとんどなく、当社は更なる成長曲線を描くことになったのです。


タイ進出の経緯
日本国内での事業は堅調でしたが、時代の潮流には逆らえません。為替の影響もあり、6、7年前には、日本の技術、ものづくりの仕事はどんどんと海外へと進出していきました。そんな中、当社も取引のあった某メーカー様とのタイ進出の機会を得て、5年前に進出を果たしました。

現在、タイでは主に自動車関連やデジタルカメラなどの精密機器関連のお客様との取引が増えてきております。今後はその他の分野にも広げていきたいと考えております。

チョンブリーにあるサイアムヒキフネのタイ工場


タイ工場でのめっき加工の様子。ここから日本と同等のクオリティの製品が産み出されていく


ラボも併設しており、タイでも技術の研究に余念がない


タイでの今後の展望について
めっきの工程は素材によって大きく異なり、それぞれに難しさがあります。タイでのめっき加工は、アルミ、真鍮の素材がメインですが、日本ではステンレス、鉄、アルミダイカスト(アルミダイキャスト)も加工ができます。タイにおいては、現在の主力であるアルミ、亜鉛ダイカストの加工精度を引き上げることに注力しておりましたが、その精度も合格点を与えられるほど向上しております。少しづつ素材や加工の種類を増やしていきながら、お客様からの要望も多い装飾めっきの展開も広げていきたいと考えております。

また、日本でいう「職人」の養成にも力を注いでおります。タイで「装飾めっき」で勝負していくには、さまざまな素材に色々なめっきが出来なくてはなりません。それを叶えるためには自動機だけはなく、手動での作業も必要となってきます。

日本でこれまで培ってきた技術と経験をしっかりと伝え、タイで日本製、日本クオリティのめっき製品を展開していきたいですね。いつか、タイで作られためっき製品が、世界を代表するスーパーブランド、名車などに採用され世界中に広まっていく。そして私たちのスタッフが「めっき」の技術に誇りを持ち、次代に技術継承され「めっき」の文化がタイに根付いていくことが、私の夢であり理想として思い描いていることです。



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