10月10日(木)~12日(土)の3日間、ベトナム・ホーチミンにて、同国最大級の製造業関連展示会「METALEX VIETAM2019」が開催された。
今年は25カ国から500以上のブランドが出展し、3日間を通して国内外から約16,000人が来場。
ベトナム拠点の有無に関わらず日本企業も多数出展し、会場では多くの商談が見受けられた。
本記事では、東京都中小企業振興公社、そして同社を通して出展した企業の中から注目の4社をご紹介したい。
東京都の中小企業の海外進出、事業展開を支援する同社。ベトナムでは、ホーチミンにサポートデスク、ハノイにサテライトデスクを設置し、販路開拓や経営に関する相談を受けている。さらにビジネスマッチング(商談会)やセミナー等も定期的に開催し、ベトナムにおけるビジネスを様々な面からサポートしている。
今回、ベトナムの建設、エレクトロニクス、自動車、航空機などの業界に貢献できる企業が日本より集結した。
ISBイグチベアー(ボールトランスファー)やターンテーブルなどを製造・販売。
生産現場、立体駐車場、医療機器など幅広い現場で活躍する高精度・高品質・高性能なボールトランスファー。クリーンルーム用もラインアップ。駐車場用ターンテーブルは豊富な実績がある。
「ぜひベトナムでも弊社製品を使って頂きたい」との思いで今回出展。
島根県出雲市に本社を持つ同社。固液分離装置「スリットセーバー」や凝集脱水システム「クリーンセーバー」を製造・販売。独創的アイディアと技術力で「人と地球にやさしい製品」を生み出している。
今回は、排水処理に使われる汚泥脱水機について会場で紹介。「ベトナムの排水問題、環境問題対策に貢献したい」。
昭和16年の創業以来、特殊銅合金の製造一筋の同社。航空機や自動車の他、金型、機械、家電まで広い分野の製造に使われる部品を提供している。
素材をつくる企業はベトナムには少ない中、「ベトナムの今後の発展に、ぜひ弊社の部品を使っていただきたい」と考え出展。
金属の硬さを変える、熱処理装置を製造する同社。
多機能熱処理装置、光輝熱処理設備、非鉄金属熱処理炉などを主力とし、熱処理技術相談や試作試験、熱処理受託加工サービスなども行っている。
ベトナムの展示会には7年前より出展し、ベトナムにおける実績も徐々に増えてきている。
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