最高600 MPa(約6,000気圧)に加圧した水を、小径ノズルから噴射。超高圧水流で切断する装置が『ウォータージェットカッタ』です。
水だけで加工する『ウォータージェット切断』と、研磨材を混入する『アブレシブジェット切断』の2種類の方法があります。
素材の性質や品質に影響を及ぼさないため、金属、ガラス、木材、石、ゴム、紙などのほか、食品にも使用可能。多くの業界で注目されている切断技術です。
特にスギノマシンのウォータージェットカッタは、
・±50度の高精度ノズル制御を実現。3次元の複雑な形状加工にも対応
・極細アブレシブノズルにより精密加工を実現、さらに面粗度も大幅に向上※
・ノズルの入射角度を自動制御。垂直な切断面を実現
・切断面の切り遅れを自動制御。コーナー部分の形状不良なし※
などの強みを備えています。(※5軸制御仕様機の場合)
▲VARUNA
ウォータージェット切断の特長
・材料の変形を防ぐ非接触加工
・最小0.3 mmの切断代(シロ)があれば加工が可能
・立体形状など、自由形状の加工に対応
・あらゆる材料の加工に対応
・厚さ100 mm以上の厚板の加工が可能
・粉塵の飛散がない