
インドではEV関連部品や大型ワークの製造需要増加により、従来の加工設備では対応が難しいケースが増えています。そういった課題解決に推奨するソリューションが、ロボットによる切削加工を可能にするエンドエフェクター「SELFEEDER DUO(セルフィーダ デュオ)Robot Edition」です。

当社のドリリング・タッピングユニット「SELFEEDER」をベースに、産業用ロボットの先端に取り付けて、ロボットによる切削加工を可能とするための機能を追加しました。
穴あけ・ねじ立て加工はもちろんのこと、ロボット単体では難しいとされる高精度なフライス・エンドミル加工も自動化が可能です。
高精度な切削加工をできるスピンドルユニットを取り付けることで、お持ちの産業用ロボットが汎用性の高い切削加工機に変わります。ロボットは自由な角度や姿勢からアプローチできるため、大型ワークの多面加工も可能です。

高精度なロボット切削に必要な機能を搭載し、従来のロボット加工機の課題を解決しました。
・スピンドル送り機構
送り機構にリニアガイドとボールねじを採用。スピンドルユニットが穴あけ・ねじ切り加工の動作を担うため、ロボットの役割は位置を保持するだけとなり、ロボットの剛性や軌跡精度に依存しません。

・高剛性スライドユニット
ロボットよりも高い動剛性と真直度を持つスライドユニットを搭載。ロボットは加工位置で止まったまま、スライドユニットがフライス・エンドミル加工の動きを担います。ロボット単体では達成困難な高い平面度を実現します。

・送り軸負荷検知制御システム(AFAS)搭載
送り軸にかかる加工負荷を検知し、最適な加工条件に自動で切り替えるシステム「AFAS」を搭載。細かい加工ストロークの設定が不要です。加工負荷に応じて最適条件へ自動調整するため、品質のばらつきを抑制します。
・自動工具交換装置(ATC)に対応 SELFEEDER DUO Robot Editionは、従来の門型マシニングセンタと比較して以下のようなメリットがあります。 【門型マシニングセンタとの主な違い】 ロボット切削加工の利点は、ギガキャストによる大型部品やEVのバッテリーケースなど大型ワークの加工で活かされます。
▲(左)AFASなし:抜けバリ発生(右)AFASあり:抜けバリ抑制
ATC機能を標準搭載。1台で様々な加工に対応できます。
専用のツールマガジンと組み合わせることで、ロボットを動かさずにツールチェンジが可能です。高度なティーチング技術を必要とせず、高速ツールチェンジを安定して行えます。

門型マシニングセンタとの違い|コスト・柔軟性・省スペース
・大型設備ではアクセスできない箇所の加工が可能
・導入コストの削減
・省スペースでの切削加工
ロボットマシニング(SELFEEDER DUO)
門型マシニングセンタ
加工対象 大型・多面加工に強い 大型ワークの高精度加工 アクセス性 ◎ 自由な角度から加工可能 △ 加工方向に制限あり 初期投資 ◎ 低コスト △ 高額 設置スペース ◎ 省スペース △ 大型設備が必要 柔軟性 ◎ 多品種対応に強い △ 専用化しやすい 精度 ○ 高精度加工が可能 ◎ 高精度・高剛性
急成長するインドの電気自動車(EV)産業にフィット
段取り替えに柔軟に対応できるマシニングセンタのような汎用機と、生産コストやスペースを抑えられる専用機の良いところを併せ持つ製品を使うことで、インドの強みである生産コストの優位性をさらに高めることが可能です。
当社は、自動化を推進し、生産性向上とコストの削減に貢献する製品をご用意しています。
ロボットによる穴あけ加工・ねじ立て加工・切削加工の自動化をご検討の際は、ぜひスギノマシンインドまでお問い合わせください。