
インドでは四輪・二輪車産業の拡大に伴い、エンジン部品やアルミ鋳造部品の加工精度に対する要求が急速に高まっています。その中でも「バリ取り」は製品品質と安全性を左右する重要工程です。
一方で、インド市場におけるバリ取り作業は依然として手作業が主流であり、作業者の技能に依存するケースが多く見られます。その結果、品質のばらつきや生産性の低下、人材不足といった課題が顕在化しています。
特にエンジン部品のような重要保安部品では、微細なバリの残存が重大な不具合につながる可能性があるため、「バリ取りの自動化」「安定品質の確保」「省人化」は今後の重要テーマとなっています。
フローティング機構による高品質バリ取り工具「バリカン」とは
こうした課題に対し、スギノマシンが提供するのが、フローティング機構を搭載したバリ取り工具「バリカン(BARRIQUAN)」です。
フローティング機構とは、工具がワーク形状に追従しながら一定の押し付け力で加工を行う技術です。これにより、過剰な削りすぎやバリの取り残しを防ぎ、「高品質かつ安定したバリ取り」を実現します。
さらに、ロボットの軌跡誤差やワーク個体差を吸収できるため、「ロボットバリ取り」との相性が非常に高く、自動化ラインへの適用が容易です。
インドは、日本を除く海外拠点の中でバリカンの販売台数がNo.1であり、自動車・二輪業界を中心に「高品質バリ取り」「フローティング機構」の有効性が広く認知されています。
また、バリカンはワーク形状やバリの種類に応じて最適な工具を選定できるよう、複数のラインアップを展開しています。
<バリカン主力ラインアップ>
・BRQ-TX01(伸縮型/マシニングセンタ用)
└ 汎用・既存設備向けバリ取り

└ エッジバリ対応・自動化向け






