▲ AMB2022にてタカマツ製品を展示したWECOブースの様子
高松機械工業ヨーロッパ法人は、日本品質の精密CNC旋盤で、高い加工技術が日々しのぎを削る欧州市場に貢献してまいりました。
9月中旬に、パンデミックを経て4年ぶりの開催となった欧州トップレベルの金属加工展示会『AMB2022』に出展し、新機種を含めた5種類の旋盤を披露しました。
今回は、展示会リポートと当社のドイツ総代理店についてご紹介します。
欧州トップ規模の総合機械(金属加工)見本市『AMB2022』
『AMB』は、世界三大機械展示会の一つ『EMO』に次ぐ、欧州トップレベルの総合機械展示会です。
1982年にスタートし、世界でもトップ5に入る大きなイベントに成長しています。2年毎に開催され、世界中から高い技術を持つメーカーや業界関係者が集結します。
【AMB2022 概要】 ■開催日程:2022年9月13日〜17日
■開催会場:Messe Stuttgart
■公式HP: https://www.messe-stuttgart.de/amb/en/
■主な展示対象:
切削・金属加工向け工作機械、ロボット、ツーリング、精密切削工具、部品、産業用ソフトウェア、測定システム、品質保証システム、それらに関連するサービスなど
ドイツの総販売代理店WECO社とのタッグで
TAKAMAZをアピール
今回は、ドイツの総代理店であるWECO社のブースに、TAKAMAZ製品を全面に推し出す形で展示していただきました。
▲ AMB2022WECOブースの様子
WECOと当社は、欧州進出以来20年を超える付き合いがありましたが、これまではサブディーラーという位置付けでした。しかし、昨年2021年2月より、ドイツにおける当社の総代理店となりました。WECOはTAKAMAZ製品に熟知していること、お客様との密で良好な関係を築かれていることから、当社としても非常に信頼しています。
WECOの活躍もあり、2021年にはTAKAMAZ EU史上最高売上を達成しました。
1999年に設立、CNC旋盤、マシニングセンタ、自動化システムを中心にドイツで工作機械を展開。2021年2月よりドイツにおける高松機械総代理店。
新機種『XWG3』をはじめ合計5機種の精密CNC旋盤を展示
今回展示した機械は合計5機種です。
■XWG3
XW30Pをアップグレードさせた新機種。
小物量産加工に強く、コンパクトかつ高速・高精度加工が威力のCNC旋盤。
新規・既存ユーザー問わず会場でも注目を集める。
■ XYT51
コンパクトさと機能性を兼ね備えた複合旋盤。今回のAMBでも来場者の関心をひいた一台。
■ XW60
生産ラインの省スペース化に貢献する6インチミドルマシン。
■ XY120
2主軸搭載で重量加工・同時加工ができる複合切削マシン。
工具取付本数も24ポジションと充実。
■ XT6
クラス最高速度を誇るTAKAMAZのフラッグシップモデル旋盤。
我々高松機械工業ヨーロッパ法人は、代理店あってのメーカーです。
製品やノウハウに長け、信頼を置く代理店とともに、今後も欧州のモノづくり市場に貢献していきたいと思っております。