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欧州市場に向けた複合旋盤の新提案『XTL-8MYS』
EMOショー2025で実機初披露!
05/08/2025
TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbHのアバター画像
TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH

高松機械工業ヨーロッパ(TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH)は、2025年9月に開催されるEMO Hannover(9月22日~26日)にて、複合旋盤「XTL-8MYS」をヨーロッパ市場向けに初披露します。



本機は、2スピンドル+1タレット(Y軸付)構成によるシンプルかつ高機能な複合加工を実現し、少量多品種生産が求められるジョブショップなどの現場で力を発揮します。


サブスピンドル標準搭載により旋盤ながら高効率の複合加工が可能に

「XTL-8MYS」は、サブスピンドルを標準搭載し、表裏両面の加工を1台で完結可能とする高効率マシンです。メインスピンドル最大貫通径52mm、サブスピンドル最大貫通径36㎜を採用、最大加工長は約400mm。高剛性の角スライド構造により、安定した精度と長時間運転を実現しています。
XT-8M/XT-8MYとチャックやツールホルダーが共通で、段取り性も高く、Z軸全域に対応する構造により特殊チャックにも柔軟に対応できます。 生産性向上の鍵となるのが、BMT55仕様の高出力回転工具タレットです。最大工具径φ20mm、最大24本の工具を搭載でき、段取り替え工数の削減に貢献します。回転工具も最大12本取り付け可能で、WTO社、EPPINGER社の回転工具を準標準として採用。欧州の多様な加工ニーズに応えます。



ローダー搭載可能が魅力。アンローダーとして使用し自動化への貢献も

加えて、今回の展示機にはガントリーローダー(FGH)+ストッカー(SS)を装備し、自動化・省人化への対応力を強化。バー材の自動供給はもちろん、鍛造・切断材のストッカー供給、アンローダーとしての完成品排出にも対応でき、柔軟な生産ライン構築を可能とします。欧州市場における需要を踏まえ、XTL-8MYSは従来の量産加工機としての性能に加え、多品種対応力を備えたモデルへと進化しています。


対話型プログラム機能「T-Program Guide」

また、加工プログラム作成を支援する対話型機能「T-Program Guide」を搭載。ワーク・工具・加工条件を順に入力するだけでプログラム作成が可能で、Gコードの知識が浅いオペレーターでも安心して運用できます。工程編集・工具管理機能も充実しており、生産準備の工数削減に大きく寄与します。


▲ワーク設定、工具条件設定画面の例-決められた項目を入力するだけで簡単プログラム作成

EMOショーでは「XTL-8MYS」実機で複合化+自動化+新機能を初披露!

TAKAMAZ EUでは、EMO Hannoverで【複合化+自動化+新機能による柔軟な生産システム構築】をテーマに、「XTL-8MYS」および「XWT-8」の展示を予定しています。
多様化・予測困難化が進む生産現場において、シンプルでありながら多機能な「XTL-8MYS」は、その解決策のひとつとなるはずです。
欧州市場への本格投入に向け、現地在庫体制も整備しており、即応性あるサポート体制も魅力の一つです。



ドイツの他、ヨーロッパで複合精密旋盤や加工自動化にご関心のある方・課題をお持ちの方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

JP
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