
切削工具メーカー・ユニオンツールは、ユーザーのニーズをもとに超硬エンドミルの幅広いサイズやコーティングの種類など、製品バリエーションを増やしている。
今回、銅電極加工用の新製品を発表すると聞き、タイにおける正規代理店である東京マシン&ツール(タイランド)の小島 貴行ジェネラルマネージャーにお話を伺った。
日本・タイともに需要が高い銅専用の超硬エンドミル
銅の加工は、自動車部品や半導体部品など様々な産業で行なわれている。
加工をする際、銅はその素材の特性から「バリが出やすい」「溶着しやすい」などといった難しさがある。
そこで、ユニオンツールは銅加工専用のエンドミル「DLCLB」を開発。日本では10月の工作機械関連展示会「メカトロテックジャパン2019」で初披露した。

▲新製品「DLCLB」は全47型番
「タイでは、銅や銅タングステンの加工を行なう企業が多くあり、以前から銅専用製品へのご要望もいただいていました」と話す小島氏。
銅電極加工用ロングネックボールエンドミル「DLCLB」を使う3つのメリット
新製品には、銅や銅タングステン加工専用だからこそ実現できる以下のような特長がある。
①優れた耐溶着性
比較的柔らかく、粘度が高い被切削材である銅。同製品では、DLCコーティングの採用により耐溶着性が高く、バリを抑えることができる。
②高い耐摩耗性による長寿命
DLCコーティングにより、摩耗・損傷を小さく抑え、長寿命化を実現。
③長時間の高精度加工が可能
銅や銅タングステン加工専用の鋭い刃形のため、切れ味が抜群で高精度な仕上げ面に。時間のかかる銅加工にも精度高く対応。


