
都会の喧騒から離れ「自然の中での静けさ」を求める人が増えた現代。サラブリー県ムアクレックにある「ファームスック・グランピング(Farm Suk Glamping)」は、まさに自然の中の癒しを提供する新たな滞在先だ。緑あふれる癒しの空間と快適さを兼ね備え、訪れる人の心身をリフレッシュさせるグランピング施設である。
同施設は、オーナーのピーチ氏の「キャンプを愛する気持ち」をもとに立ち上げられた。自然との一体感を大切にしながらも、宿泊者が快適に過ごせるよう配慮された設計で、現代の旅行者のニーズにぴったりと合致している。多くの人がキャンプを楽しみたいと思う一方で、「テントを張る手間や不便さは避けたい」と感じていることから、ファームスック・グランピングではさまざまなタイプのテントを用意している。トーマスエンジニアリングの インスタントハウス もその1種として導入されている。コストパフォーマンスの良さに加え、施設全体の雰囲気をより一層引き立てる存在となっている。
トーマスエンジニアリングは多様なSNSプラットフォームを活用したマーケティングにも力を入れている。
▲ ファームスック・グランピングに設置されたインスタントハウス
インスタをきっかけに導入
見た目のユニークさと機能性の高さで利用者からも高評価
・Facebook
・YouTube
・TikTok
・Instagram
特にインスタグラム はインスタントハウスとの相性もよく、若年層へのアプローチに効果的なチャネルだ。
「インスタントハウスを知ったのはインスタグラムがきっかけでした。これまでタイでは見たことのないスタイルで、とても興味を持ち、自分のグランピング施設に導入すればオリジナリティを発揮できるのではと思いました」(ピーチ氏)
実際の利用者からも好評で、ピーチ氏はインスタントハウスのメリットを次のように評価している。
・ユニークなデザインで、高い耐久性を持ち、一般的なテントとは異なる
・日中でも暑くなりにくく、テントよりも涼しい
・ドアなど一部の部材を交換でき、短時間で設置が完了
・メンテナンス(布の張替えや防カビ処理など)がほとんど不要で長寿命
・コストパフォーマンスが非常に高い
「多くのお客様が最初は通常のテントを予約されますが実際にインスタントハウスをご覧になると、より快適で広々としているため、追加料金を払ってでもこちらに泊まりたいと変更される方が多いです。特に女性のお客様や狭い空間が苦手な方に好評です。事業者の立場から見ても、インスタントハウスはテントよりも冷房効率が高く、電気代の節約にもつながります。同じスペックのエアコンでも十分に冷やせるため、運営コストを抑えることができ、2〜5年以内に投資回収が可能と見込んでいます。」(ピーチ氏)
タイ国内ではキャンプ・グランピング事業者を中心に、導入を検討する顧客層が着実に増加している。特に、メンテナンスの必要がない点は大きなアドバンテージだ。
品質管理の工程では、すべてのハウスが出荷前に厳格な検査を受ける。チェックリストには、「PUフォームの厚み」「ボルトの固定強度と長さ」「キャンバスの仕上がり」「屋内の配線」などが含まれており、細部まで確認した上で納品される。また、PUフォームは粉砕・圧縮リサイクルが可能で、再利用して軽量レンガの製造にも活用可能だ。 取材協力:ファームスック・グランピング(Farm Suk Glamping) 99, 1, Mittraphap, Muak Lek District, Saraburi 18180

▲ ファームスック・グランピングに設置されたインスタントハウス内部
先進的なデザイン × 高耐久 × メンテナンス不要
新時代のグランピング市場に応えるインスタントハウス
インスタントハウスには、トーマスエンジニアリングが独自に開発した特殊グレードのPUフォームが使用されている。PUフォームを吹き付けて硬化させることで、鉄骨を使用せずに十分な強度を確保でき、使用中に錆びる心配がない。

▲ 特殊グレードPUフォーム
タイ国内のキャンプ・グランピング市場は、今後もさらなる成長が期待されており、「自然に触れたいけれど快適さも重視したい」という層が増加していることから、トーマスエンジニアリングは今後もインスタントハウスを基軸に顧客基盤の拡大を続けていく見込みだ。

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