タイでの在庫管理システム導入事例

自動車用ロック機構やドアハンドルなどを製造し、世界のホンダに部品を供給するミネベアアクセスソリューションズ(タイ)(Minebea AccessSolutions Thai Ltd./以下、MAS)では、2024年に調達倉庫向けの在庫管理システムを導入した。
開発を担ったのは、製造業の業務効率化を支援するトーマステックだ。自社開発の在庫管理システム「PEGASUS(ペガサス)」をベースに、ミネベアの基幹システム「AS400」と連動させた仕組みを構築し、倉庫業務の効率化と管理精度の向上を実現した。
属人化していた倉庫業務、Excel手入力からの脱却
従来、MASの調達倉庫では、入出庫情報や在庫数をExcelで管理していた。ラベルもメーカーごとに異なり、バーコードやQRコードを活用できない状況だった。
▲MASの調達倉庫
「倉庫のどこに何があるかは、担当者にしかわからないことも多く、特にコロナ禍では人員が限られて調達が滞ることもありました」(MAS森川氏)
この属人化を解消し、在庫情報を共有できる環境を整えることが導入の大きな目的だった。
現場での課題としては、
▲手入力作業によるミス
▲担当者ごとの管理ルールの違い
▲ラベルフォーマットのばらつき
などがあった。
「現場の目線で一緒に柔軟に考えてくれる姿勢が、トーマステックの決め手でした。打ち合わせでは、倉庫スタッフが実際に使う場面を想定して細部を確認し、改善を重ねていきました。テスト運用期間を通して見えてきた、ラベルへの製品写真の組み込み(ラベル貼り間違い防止)や、固定式とモバイル式のプリンタ併用などは、現場目線での使いやすさを重視して取り入れています」(MAS森川氏)






