測定工程に無駄な時間と工数をかけていませんか?
実は表面粗さも、輪郭形状も、1台でワントレース測定を実現した測定機が存在します。
本稿では、測定機専業商社である弊社宇野マシナリータイランドが自信を持っておすすめする東京精密(アクレーテクタイランド)の表面粗さ・輪郭形状測定機「SURFCOM NEX 200」をご紹介します。
高い品質で業界をリードする精密計測機器メーカー東京精密は、半導体製造装置と精密測定機器の二つの事業を展開しています。真円度・円筒形状測定機で国内トップシェア、半導体製造用プローバーでは世界トップシェアを獲得している日本を代表する装置メーカーです。
日本を中心に、世界75箇所に拠点を展開し、世界水準の品質で業界を牽引しています。
2010年にタイ現地法人Accretech (Thailand) Co., Ltd.を設立。15名規模のエンジニアが在籍し、充実したサポート体制を整えています。弊社宇野マシナリータイランドは、同社がタイに進出した当初から約15年にわたって販売連携をしており、実績も豊富です。
ここからは表面粗さ・輪郭形状測定機のロングセラー「SURFCOMシリーズ」の最新機種「SURFCOM NEX200」の魅力を、4つの特徴に焦点を当ててご紹介いたします。
従来は、表面粗さと輪郭形状の両方の測定が必要な場合、別々の機械で測定、あるいは測定子を交換する必要がありました。しかし「SURFCOM NEX200」は、1台につき1つの測定子が1回の測定で完結させます。ワークピースの段取り替えや検出器交換を省略し、最小限の手間と時間で自動化を実現させました。
さらにクラス最速とも言われる駆動速度をx軸C軸ともに大幅に向上したことで、測定回数減と高速駆動による測定時間短縮で検査を大幅に効率化しています。
通常駆動部分は、ボールねじ駆動方式が一般的に使用されることが多いですが、ネックスシリーズからは、横駆動がリニアモーター駆動&縦軸も特殊コーティングによってメンテナンスフリーが可能となりました。
NEXの新開発コラムは、新開発した無給油摺動材とコラムへのコーティングにより、日常的なメンテナンスフリーを実現。給油は全く必要ありません。
温度変化によるスケールへの影響をリアルタイムに補正することで、20±5℃という広い温度範囲での精度保証を実現しました。温度管理のしづらい環境においても、信頼性の高い測定結果を導き出します。
操作画面やアウトプット時など、それぞれのシーンでワンタッチでの言語切り替えが可能です。さらに言語マニュアルも搭載され、グローバル企業ならではの現地スタッフへの配慮が施されています。
「SURFCOM NEX200」は、測定子の交換やメンテナンスにかけていた作業時間を大幅にカットできます。さらに、東京精密はタイ現地での充実したエンジニア体制を構築しており、アフターサービスも安心して相談できます。在庫機から測定子などのアクセサリー類もタイで豊富に取り揃えています。