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目視検査から自動検査へ|カメラによる画像検査システム導入時の注意点
12/10/2021
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ViSCO Technologies (Thailand) Co., Ltd.

「外観検査といえばヴィスコ」
外観検査・画像処理検査のエキスパートである当社では、これまでにも多くの製造工程において、目視検査から自動外観検査への切り替えを実現してきました。
自動検査を導入することの最大のメリットは、検査精度の向上と安定化。この結果、歩留まりが向上し、より信頼性の高い品質保証をアピールすることが可能となるでしょう。


人間のように検査するアルゴリズム

この高い検査精度を実現しているのが、ヴィスコの強みである高い画像処理技術。ここには、ヴィスコが独自に考案した「人間のように検査するアルゴリズム」が作用しています。



※英語音声:字幕をONにすると日本語が表示されます。タイ語と英語も選択可。

目視検査からの置き換えを検討するにあたり、一般的に、つい人間の目と同じレベルを求めてしまう傾向があります。人間の目や手の能力はとても高く、例えば熟練の検査員が持つ検査能力や柔軟な判断力等は、容易に自動化できるものではありません。

だからヴィスコでは、『“人間の目”に置き換えるための技術は何か?』という視点で技術開発をしています。


こうした技術力を背景に、ヴィスコの外観検査能力は磨かれ、「本当に使える外観検査システム」として、世界各国の製造現場でご認識いただけるようになりました。


外観検査システムは万能ではない

前にも述べたように、人間の目や手の完全なる置き換えを想定すると、上手くいかないことが多いだけでなく、画像処理技術の制約から上手くいかないケースも発生します。



※英語音声:字幕をONにすると日本語が表示されます。タイ語と英語も選択可。

ヴィスコの画像外観検査システムでは、まず対象製品をカメラで撮像するところから始まります。撮像された画像は瞬時にメインコントローラーである「VTV-9000」に転送され、画像処理が実行されます。処理が施された画像から、事前に設定した検査内容に従って欠陥を検出し、OK/NGの結果を出力します。
画像検査においては、検査に適した画像を撮像するためのカメラ・レンズ・照明の選定が最も重要で、検査の成功を左右するものとなります。
検査時に光の反射が一定でない対象物、例えば複雑な形状であったり、表面に乱反射が起きるものであったり、他にもサイズが大きなもの等には不向きなため、検査の成功はお約束できません。

▲画像外観検査に不向きな形状品 一例

この一方で、コネクタや半導体をはじめとする電子部品・プラスチック成型品・医薬品・食品パッケージや日用品等、他にも多くの分野の製造工程においてヴィスコの画像処理検査は広く普及し、製品の品質における信頼性をより高めることに貢献しています。

▲幅広い業種で活用されているヴィスコの画像処理検査

当社ではYouTubeチャンネルを開設し、英語版・タイ語版の動画を通じてより様々なお客様に画像処理検査のこと、当社のことをご理解いただけるよう努めています。字幕で日本語の選択も可能です。ぜひチャンネル登録の上ご閲覧ください。


タイで工業製品の外観検査自動化に関するご相談は、以下のお問い合わせフォームからご連絡ください。

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