当社の画像処理検査システム(マシンビジョン)は業界を問わず、検査対象や用途、目的にあわせた様々なアレンジが可能です。
今回は画像処理検査システムの活用例を3つの動画でご紹介いたします。
ガラス回転テーブル上での高速IC検査装置です。1回の撮像で3種類の検査用画像を取得できます。
特長
・3板式カラーカメラ(3-sensor color camera)と赤・青・緑色照明を使い、1回の撮像で3つの検査に応じた画像の取得が可能
・従来のベイヤー式カラーカメラと異なり精度の高い画像を高速に取得可能
・ワークを止めずに流し撮りできるため検査時間の短縮に貢献
圧着挿入機での端子圧着加工後のカメラ検査はタイでも需要が高いのですが、タイで画像をサポートできるメーカーがなかったため、導入される機会は多くありませんでした。
動画内では、ワイヤハーネス加工機にViSCOのカメラを取り付けた想定でのデモを行なっています。
特長
・画像処理コントローラおよびカメラも高速タイプを採用し、検査を高速化
・カメラは1.6M、3M、 5Mから選択可。検査の目的に応じてViSCOからご提案
・フラッシュライトコントローラとヴィスコオリジナルの高輝度照明を採用し、高速に移動する端子でも十分な明るさを確保し安定した検査が可能
ベアリングをはじめとする、円柱型製品の外周表面の傷や汚れなどを検査するために1周分回転させて撮像する必要があります。
動画の装置は1周1秒で回転するベアリングの外周を2mm幅で連続撮像しています。撮像された100枚超の画像は瞬時にサブピクセル精度で連結され、展開図のような画像を生成します。この画像を用いることで、ピントが合いづらいカーブ側面でも正確かつ高精度な検査を実現します。
特長
・100枚超の撮像画像をつなぎ合わせ展開図のような生成画像で検査を実施
・カメラは検査精度に応じ、5M、9M、12M、25M、65M等から選定
・円柱型製品(ベアリング・リチウムイオンバッテリーケース・自動車向け金属部品)等の検査に最適
・検査可能項目:傷、汚れ(サビ)、凹み等