
円筒形の金属部品(ここでは片端が段付きになった駆動シャフト)の外周(O.D.面)を、細幅の画像の連結によって展開画像にして検査するデモをご紹介します。
このデモでは、シャフトを回転させながら外周をごく細い幅で連続撮像し、撮像した画像を連結して展開画像を生成しています。検査項目は表面の傷と異物です。
このデモでは、撮像ツールの「取込拡張」機能を使い、ワークを回転させながら撮像した細幅の画像を連結して、巻物を開いたような2D画像を生成しています。曲面の歪みがないため、欠陥を実寸で捉えられます。 撮像はエンコーダの信号と同期させて行っています。ワークの回転量に合わせて1枚ずつ撮像するため、回転が速くなっても細幅の画像同士がズレたり重なったりすることがなく、連結後も継ぎ目のない画像が得られます。
高輝度照明と組み合わせることで、全周取込を1秒以下で行うことも可能です。 
▲システム構成
撮像した画像を連結して展開画像にする
取込拡張は、通常のエリアカメラをラインカメラのように使う手法です。1回の撮像に複数の取込エリアを設定できるため、明るく写る領域と暗く写る領域から、白地・黒地の展開画像を1周で1枚ずつ生成できます。ラインカメラなら2周必要なところが1周で済み、サイクルタイムの短縮になります。
エンコーダと同期させて、ズレのない画像を高速に撮像

