
山田マシンツール(YMTT)が販売を手掛けている「ALCOOL(アルクール)」は、もともとは2003年に鉄パーツの洗浄用に開発された、強アルカリイオン水生成装置です。
現在までに日本・タイ・ベトナム・中国の自動車関連の製造業に、410台以上の販売実績があります。なかでも、YMMTとしてはタイとベトナムにおいて、加工用クーラント用途を中心に30台の販売実績があります。

ALCOOL(アルクール)は、20℃でpH12.5という強アルカリイオン水を、毎時30L生成することができます。
強アルカリイオン水は、生産工場において以下の効果が実証されています。
防錆:鉄の表面に皮膜を生成し錆を防ぐ
冷却:防錆効果・防腐効果によりチラー回路等のスケールを防ぎ、新品の状態を維持
研削:ドレスサイクルの大幅な延長と加工条件UPによる生産性向上
洗浄:洗剤を混ぜなくても高い洗浄力を発揮
切削:クーラントの浸透性を高め、工具寿命の大幅延命と防腐効果
防錆効果の原理ですが、この水を洗浄用として鉄に使用することで、水に触れた材料表面の鉄分が水酸化反応を起こし、水酸化鉄(FeOH-)の皮膜ができます。これは、酸化鉄(FeO2等)の対極の化学反応であるため、錆の発生を遅らせる効果があります。
また、切削においては、加工点で刃具と材料の境界面に採用する強力な浸透作用により工具先端の濡れ性が飛躍的に向上し、加工点で発生する熱を効果的に奪います。これにより、粘性の高い材料への大径タップ加工など、工具先端の熱で問題が発生しやすい加工においては工具寿命が2倍以上延長しているユーザー様も多いです。
最も事例の多い研削では常に砥石の目を洗浄しながら加工する効果により、砥石の目詰まりが大幅に改善し、ドレスサイクルが5倍~20倍(材料他諸条件による)と大幅に向上する事例も多数あります。

