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【タイにおける環境問題の改善と運行管理】特別な規制や改善は必要なし!即効性のある有害物質と燃費の削減対策は「エコドライブ」から。

01/03/2019
勝又 光一 KOICHI KATSUMATA
セールスマネージャー

PM(微小粒子状物質)2.5 、NOx(窒素酸化物)、CO2(二酸化炭素)など、車から排出されるこれらの有害物質による大気汚染の悪化がタイでも問題視されています。その背景には自動車の保有台数の増加があり、さらにそれに伴う排ガス問題、そして不適切な運転方法などが大きく関与しています。タイ矢崎では、車両の運行状況を管理し、適切な運転へと導く運行管理システムiQsanの販売だけにとらわれず、これを活用した有害物質の削減や燃費の改善への取り組みにも力を注いでいます。


年々増加するタイの車両台数と大気汚染の悪化

まだインフラ整備が完全とは言えないタイにおいて、自動車などの車両は国民の重要な移動手段としてだけでなく、物流にも欠かすことができません。実際、自家用車の保有台数は年々右肩上がりで、例えば2005年と2015年を比較した場合、その台数は約1.5倍に増加しています。

この車両数の増加は、同時にPM2.5、NOx、CO2などの排出による深刻な大気汚染にも影響を与えています。日本では既に車両に対する大気汚染の防止対策が講じられていますが、タイは遅れを取っているのが実情です。しかし、直近では、国民の関心事である大気汚染の改善に、タイ政府も注力する動きをみせています。


タイの大気汚染改善に対して「タイ矢崎」がしていること

政府の具体的な解決案として、自動車総量規制、燃料品質向上、エンジンの入れ替えなどを検討しているようですが、いずれも実現には長い時間がかかることが予測されます。そこで弊社が提唱しているのが、デジタルタコグラフ(通称デジタコ)を使用したエコドライブです。デジタコで収集した運転データに基づき、各ドライバーに適した省エネ運転指導を行なうだけで、車両から出る有害物質の排出量が大きく改善されるほか、燃料の消費も抑えることができます。そして何より、現在使用している車両に手を加えることなく、即効性が得られるのが大きな特徴です。


■デジタルタコグラフによるエコドライブ指導をベースとしたCO2削減の可能性の検証

エコドライブによる驚きの成果

日本自動車研究所が行なった「エコドライブによる大気汚染物質の排出削減」に関する実験では、例えばノンエコドライブの排出量を100パーセントとした場合、CO2排出量がガソリン車で最大44パーセント、ディーゼル車では最大51パーセントも削減されました。さらにディーゼル車においては、NOXが53パーセント、PMに至っては削減率が91パーセントと、驚くべき結果が出ました。


■エコドライブによる3つの効果

(参考)乗車用のエコドライブテキスト、交通エコロジー・モビリティー財団(2012)


エコドライブの成果はこれだけにとどまりません。ディーゼルトラック25台を対象にタイで行なった試験では、走行距離100キロメートルに対する1リットルあたりの燃費が、平均で15パーセントも改善したという成果を示しました。このように、デジタコのデータに基づいて運転方法を変えるだけで、これだけ大きな削減効果を得られるのです。


■エコドライブによるガソリン車、ディーゼル車のCO2、NOx、PM削減効果

出典1:エコドライブのすすめ、環境再生保全機構、2011年(出典1は、出典2のデータを引用)
出典2:エコドライブによる大気汚染物質の排出低減効果の定量的把握に関する調査研究、数理計画、2009年
・ガソリン車は、軽乗用車1台、小型乗用車(1.5L、2.5L、3.5L)の計4台。すべて、新長期規制適合車。
・ディーゼル車は、バン(2.5L、新短期)1台、小型トラック(新長期)2台、中型トラック(新長期1台、長期1台)、大型トラック(新長期)1台の計6台。
・ノンエコドライブ(加速度最大のトリップセグメント)、エコドライブ(加速度最小のトリップセグメント)によるCHDY試験結果。ただし、上表の低減率には、すべての試験車のデータが含まれているわけではない。


これからも続くタイ政府とのプロジェクト

弊社はタイのエネルギー省や大手企業と協力し、数年前からさまざまな取り組みを始めています。その第1弾は不適切な運転を改善することによる事故防止、そして第2弾がエネルギーの削減でした。今後はその範囲を環境問題にまで広げ、弊社ならではの視点から政府に提言していければと考えています。


■タイにおけるデジタルタコグラフに関するお問合せはこちら
環境対策、燃費対策としても効果をあげているデジタルタコグラフにご興味がある方はお気軽にお問合せください。
【日本語】
担当:勝又 光一 KOICHI KATSUMATA
Tel : +66 (0) 2653 2550 Ext 308
Email : koichi.katsumata@jp.yazaki.com



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