製造業の現場では、自動化と高精度化がますます求められるなか、特に繊細なねじ締め工程において「品質」と「効率」の両立が重要な課題となっています。
こうしたニーズに応えるべく、日東精工マシナリーは最新の単軸自動ねじ締め機「FM513VZR」をリリースしました。
本記事では、超低推力仕様を備えた「FM513VZR」の特長と、従来モデルから進化したポイントについて詳しくご紹介します。
「FM513VZ-R」は、従来モデル「FM513VZ」の「高精度・高スピードねじ締め」という特長を継承しつつ、業界最高水準の超低推力制御を搭載しています。推力を従来モデルの4.5kgから、1.3kgまで低減したことで、プリント基板やアルミダイカストなどの繊細なワークでも、ねじの締め過ぎによる損傷リスクを大幅に軽減しました。
また、低推力によりねじ締め動作の高速化にも成功。サイクルタイム短縮と製品品質の安定化を両立し、量産現場の生産性向上に貢献します。
【旧モデルからのアップデートポイント】
・ワークへの負荷軽減とねじ締め不良の低減
自重キャンセル機能により、ねじ締め時の推力を従来比約70%低減。特許技術の「推力制御」により焼き付きや斜め締めを防ぎ、ワークにやさしい締結を実現します。また、低推力でのねじ浮き検出により、ワークのたわみを抑え、検出精度も向上。必要に応じて高推力での締結も可能です。
さらに、押付力は実数値(N)で設定でき、ティーチング作業の効率化にも貢献します。
・推力制御の高度化によるサイクルタイムの短縮 ・使いやすさとメンテナンス性を向上 FM513VZRは、ユーザーの生産ラインや組立条件に応じた柔軟なカスタマイズ提案が可能です。エア圧送式ネジ供給機との連動により、異物混入(コンタミ)を抑えるユニットの組み合わせなど、多様なオプション設計にも対応しています。
▲対象製品:車載用ECU基板、LiDAR等
制御処理速度向上により、ドライバビット昇降部の最高移動速度が約40%向上(600mm/s → 830 mm/s)。
特に締付けストロークの長い工程で、サイクルタイムを大幅に短縮します。
▲自動車のヘッドライトなど高低差のある製品にも柔軟に対応
可動部の配線を収納するケーブルキャリアを標準装備し、配線の保護と保守性を強化。従来機(FM513シリーズ)とねじ締めユニットの取付寸法の互換性があり、載せ替えも容易です。価格は従来機比約10%増ながら、機能と性能が大幅に向上しています。
柔軟なカスタマイズで生産性アップ!幅広い業界に対応
タイ日東精工マシナリーは、豊富なカスタマイズ経験と技術力で、最適な導入プランをご提案いたします。
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