タグを1つ1つ読み込む必要がなく、距離が離れていても使用でき、汚れにも強いため、使用環境を選ばないRFIDは、とりわけ在庫管理の時短・効率化に高い効果を発揮します。
しかし、タイの製造業においては、まだまだバーコードやQRが主流なため、1工程のみにRFIDを導入するのは費用対効果が見合わない、といったお声もありました。
そこで、そんなお客様のお悩みを解決すべく、今回はタイのシステム開発会社ペンタソリューションズとタッグを組んで開発した、スモールスタートで手軽に導入しやすいRFIDを活用した在庫管理システム『MAPs ERP Startup Kit』をご紹介します。
在庫管理システム『MAPs ERP Startup Kit』は、リーダライタやスキャナーなどのハードウエアをマーストーケン、システムソフトウェアをペンタソリューションが担っているパッケージです。それぞれの得意分野を組み合わせ且つ、タイの製造現場での在庫管理に特化した機能性と実用性が高いソリューションです。
<在庫管理システム『MAPs ERP Startup Kit』特長&メリット>
✔ 製造業に特化した機能&高い実用性
日本の製造業系企業約100社で導入実績のあるシステムを土台にして、タイの日系製造業向けに再開発しているため、生産現場ですぐに使える機能性と実用性に定評がある。
材料購入~加工~出荷などの製造業ならではの生産プロセスをシステムに踏襲している。
✔ システムをタイで開発
現地開発だからこそ、カスタマイズや万が一のトラブル解決もスピーディーで柔軟に応えられる。
✔ 要望にあわせて機能拡張しやすい
システムを自社開発しているため、将来的な機能拡張にも対応がしやすい。生産管理システムの中の在庫管理機能を切り取ってパッケージ化しているので、アップグレードも容易。
✔ 直感的に使いやすく、メニューやインターフェースに無駄がない
実際のユーザーの声を機能に反映しているので、実績に裏打ちされた使いやすさが強み。
タイでは、すでに現状の生産工程で、バーコードやQRを導入している現場が多いでしょう。棚卸し作業などのRFIDの特性がより活かされる工程に部分的に導入することもできるよう、 バーコード・QRとRFIDの併用が可能です。また、使用現場や条件にあわせて最適なハードウエア(タグ・リーダライタ・スキャナー)を組み合わせて、ソリューションとしてご提案させていただいております。
具体的なタイでの在庫管理システム活用事例をご紹介します。
自動車部品工場でのパレット管理(工場での資産管理)
顧客やサプライヤーへ部品発送時に使用しているパレットやケースをRFIDで管理。工場にUHFゲートを設けて、出入りを記録することでパレット・ケースの紛失低減に成功。
RFIDは、棚卸しだけでなく、工場の資産管理という点においてもその利便性を発揮します。
『MAPs ERP Startup Kit』は、在庫管理機能に絞った小規模導入向けパッケージですが、将来的には、バージョンアップや機能追加したパッケージもご要望にあわせてアレンジしていく予定です。
Penta Solutions Co., Ltd.
生産管理システム「Production Controller Suite(PCS)」をはじめとする、製造業向けシステムを自社開発およびタイ国内向けに販売している。現在社員は23名。(うち15名はエンジニア) ▲左から、ペンタソリューション岩間氏、マーストーケン島、ジホン
岩間 崇真 Takamasa Iwama
Chief Executive Officer
2003年 IT企業にてタイに赴任
2013年 独立し、Penta Solutions Co., Ltd.設立
タイで製造業向け在庫管理システムをお探しの方、工程管理でのRFID活用をご検討の方は、下記フォームよりお問い合わせください。
Office
Tel: +66(0)2034-4253~6
島 Shima
Email: shiman@mars-tohken.co.jp
ジホン Jihong
Mobile: +66(0)63905-9072
Email: jungj@mars-tohken.co.jp