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【新しい測定技術の活用方法・タイ】米沢工機がミツトヨ・ラヨーン支店で生産技術者向けセミナーを開催!
26/07/2019
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サムライアジア編集部

工作機械や測定機器、工具などモノづくりに関わる幅広い商材を取り扱う機械商社「米沢工機株式会社」。そのタイ法人Yonezawa Engineering Asia Co.,Ltd.(米沢工機タイランド)が、大手測定機器メーカー「ミツトヨ(タイランド)」のラヨーン支店を会場に、測定関連企業のタイ人技術者らを招いたプライベートセミナーを開催した。ミツトヨ製最新測定機器の紹介や測定に関する最新事情などを紹介し、参加者約40人が熱心に聞き入った。


測定精度の高さはタイでも必須の条件

セミナーは昨年に続く2回目。好評を得たことから定期開催することとなった。
「タイ市場においても測定精度の向上は今や必須の条件。初心に返って測定及び測定機器を基礎から学び、その技術を確かなものとして次の世代に伝えていってほしい」と主催者を代表して同社Managing Directorの谷田貝太一氏が挨拶した。

セミナーは午前と午後の2部構成。午前中がミツトヨ社の新製品の紹介及び、測定に関する世界の現状についての報告。午後から夕方まで、参加した協賛メーカー3社による新製品紹介が行われた。


測定機の有効活用をミツトヨが提案。生産ラインに測定を取り込み、生産効率を向上 

このうち、会場を提供したミツトヨ(タイランド)の角太一Sales Managerは「単なる製品紹介だけではなく、当社製品を導入したお客様の利益につながるような提案もこの場でしていきたい」と挨拶。また「ここで学んだことを会社に持ち帰り、社内で共有・展開してほしい」と参加者に呼びかけた。

右:米沢エンジニアリングアジア(米沢工機タイランド)
谷田貝太一Managing Director
左:ミツトヨ(タイランド) 角太一Sales Manager


会場では、測定技術者のほか生産ラインに従事する生産技術者の姿も目立った。これまで完成品の品質検査を目的に使用される印象が強かった測定機器。角氏は「もっぱら最終工程で行われてきた測定作業を生産ラインに取り込むことで仕掛品などの不良がなくなり、生産効率も向上する。測定機を有効活用していこうという動きが広がっている」と語った。

GTI(測定工具)・シーセット(3Gビューワ)・CGS ASIA(金型CAD/CAM)が新製品を紹介

午後の部を受け持った協賛メーカーは、測定工具メーカーのGTI (Thailand) Co.,Ltd.、3Gビューワソフト開発の株式会社シーセット、金型用CAD/CAMシステムなどを手掛けるCGS ASIA CO., LTD.の3社。各社のそれぞれ新製品やミツトヨ社製測定機器との組み合わせ効果、棲み分けなどについて説明が行われた。

このうち、GTI社は短時間で確認が可能な簡易式測定ツールを紹介。大がかりな測定機器を使用するまでもなく、現場で仕掛品などの簡易な測定をするのに重宝するツールの数々を披露した。
同社の加藤智巳Managing Directorは「測定作業をフォローするためにあるのが当社製品。短時間でチェックしたい時などに有効で、測定機の補完的存在でありたい」と語った。

シーセット社は、現場ですぐに確認できる3Dビューワを開発、その活用法を解説した。同社の矢内響営業課長は「本格的にCAD/CAMシステムを立ち上げデータを入力するまでもなく、例えば形を見るだけという時に有効なソフトウエア。同時にCAM担当者の負荷を軽減することにもなる」と効用についても触れた。

CGS社からは、生産ラインから加工物を下ろさずに計測が可能な機上計測などについての説明があった。同社の鈴木進也Senior Technical Managerは「機械の上で測ったり、測った後でその場で追加工するなど、タイの現場には日本と異なったニーズがある。こうした市場の要求にも応えたい」と話した。


■タイで上記の測定関連製品に関心をお持ちの方及び精密測定に関してのご相談は、お問合せフォームまたは「Contact Us」の連絡先へご連絡ください。

JP
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